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コラム
バレエの楽しいおうちレッスン「センターレッスン」で全身ひきしめ!(応用練習)
2015年7月3日
バーを離れて練習するセンターレッスンは全身のバランスを養う
センターレッスンでの動きは体を正しく使うことのほかに、バランスをとることが大切になってきます。そのためにも床をしっかりと意識します。自宅でできるセンターレッスンをご紹介していきます。
まずは「エシャペ」です。高い塔になったイメージで立ちます。右足前5番で立ち、ドゥミ・プリエで床をしっかり押し、素早く立つ準備をします。足先を床に滑らせ、シュッとあしを肩幅に開き高く立ち、、背を高く保ちます。
この時、脚で三角形を作るイメージをします。そして、脚の裏が床に垂直になるようにしっかり足指をまげ、膝を伸ばします。脚を入替えて左脚を前にして第5ポジションに戻りドゥミ・プリエします。
下半身はもちろんですが背筋、腹筋、お尻など全身を意識します。
軸を意識して回るピルエット・アン・ドゥオール
「ピルエット」とは、両脚プリエで踏み切り、片脚の「ルティレ(膝を曲げて爪先をもう一方の脚の膝あたりにつけたポジション)」で回る動きのことをいいます。ルティレの脚の方向へ回転するまわり方が「アン・ドゥオール」です。
右足前5番から始めます。顔は正面を向き、遠くを見ます。プリエと同時に手は「アンナヴァン」の位置から左右に開く「ア・ラ・スゴンド」にします。
手をアン・ナヴァンに、膝は曲げて爪先を膝のあたりにつけて回ります。膝につけていた足を後に下ろして、前足をプリエにして下ります。
軸足でしっかり立つことを意識して、腕は振り回さないように注意します。目線をぎりぎりまで正面に残し、すばやく回してまた正面の同じ所を見ます。この動きは体幹やバランス感覚を磨きます。
片脚で立ち、もう一方の足を後に伸ばすアラベスク
バレエの代表的な美しいポーズの「アラベスク」は全身の引き締めに最適です。
4つのポーズがあります。
第1アラベスクは右脚を軸足にして、左脚を後に伸ばします。右手を前に左手を横に伸ばします。上半身は正面に向き、膝は真っ直ぐにします。脚はアン・ドゥオールして、足先までピンと伸ばします。
第2アラベスクは脚を第1アラベスクのまま左手を前に右手を横に伸ばします。
第3アラベスクは左脚を軸足にして右脚を後に伸ばし右手を前に左手を横に伸ばします。
第4アラベスクは脚を第3アラベスクのまま、左手を前に右手を横に伸ばします。
どれも両手を広げ、脚をピンと伸ばすので最初はかなりキツイポーズですね。特に背中が曲がっていると美しくないので背筋を使いますし、ウエストもひねるので全身の引き締めに効果が期待できます。
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