バレエの幼児クラス（3歳～5歳）はどんなことをするの？

2015年6月9日

テーマ：はじめての子供バレエ

コラムカテゴリ：スクール・習い事

ご挨拶とレッスンのルールを覚えことからスタート

小さなお子さんも含めて、すべてのレッスンの最初はごあいさつから。きちんと「よろしくおねがいします！」と大きな声でごあいさつすることから始めます。

小さなおこさんにはレッスンを始める前に先生のお話をよく聞いてもらうことをお約束します。
その次に、順番をきちんと守りましょうなど、基本的なお約束をしますので、自然に忍耐力や協調性が養われていきます。親御さんは小さなお子さんんがちゃんとできるのかご心配されることもあるのですが、大体のお子さんは先生の話をよく聞いくれるのでご安心ください。

幼児クラスのレッスンは特に、厳しくて堅苦しいものではなく「楽しい」と思ってもらえるレッスンを目指しています。

ストレッチで体をほぐして、正しい姿勢を練習していく

体を動かす前にしっかりストレッチを行います。床に座って足を前に伸ばし、背筋、腰をピンと伸ばすことから始めます。

爪先を伸ばす、上体前屈、上体反らし、脚を前後に開く、ときには、お友だちとペアになって楽しくストレッチを行っています。次に、バーについて正しい姿勢を練習していきます。

いきなりすべてを覚えることは難しいので一人ひとり体に触れながら直していき、お子さんがよくやるお尻を突き出したり、お腹が出てるのを先生が真似て見せ、「おかしいね」と言いながら、正しい姿勢を見せるようにしています。

上手にできたときは、「今のが、きれいだね。」と褒めるようにしています。

お友だちと一緒に音楽に合わせて踊る楽しさを体感する

一番お子さんがイキイキするのが音楽にあわせて体を動かすことです。小さなお子さんの場合は音楽やリズムに乗る楽しさを実感してもらいたいので、まずはスキップしたり、ジャンプをしたり、リズム感を養います。

先に始めているお友だち少しお姉さんがいると「私ももっと上手になりたい」と刺激になるようです。みんなで楽しく踊れる選曲やレッスンで、バレエを好きになってもらえるようにしています。

この記事を書いたプロ

現役ダンサーとして本物のバレエを子どもに教えるプロ

飯間由季（クラシックダンスクラスユキ）

プロフィールホームページ

087-802-1658