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十河良次

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十河良次(そごうりょうじ)

株式会社アトムアソート

コラム

急勾配の屋根が特徴のイングランド住宅

三角屋根の連なりが街の景観となる英国

イングランド住宅は、風格ある佇まいで街並みを飾ります。その建築デザインに魅せられて、日本でもイングランドスタイルの欧風住宅は人気があります。
イングランド住宅に見られる特徴の一つに、屋根の形があります。

イギリスの風景の一部である、急勾配の屋根を持つ家々。三角形の屋根が、次々に連なり、住まいの稜線として街の景観になっています。

例えば、イングランド中央部のコッツウォルズ地方。
イギリスでもっとも美しい地域と評されることもある、コッツウォルズの家々。石造りと漆喰で建つ、伝統的なイングランド住宅が並びます。三角形の急勾配の屋根が左右の棟で連なり、中世から続く生活様式を漂わせながら街の風景を演出しています。

このような古い家々に見られる、急勾配の切妻屋根を用いる建築様式が、現在のイングランド住宅に継承されています。

中世の城や教会の建築が住宅に受け継がれる

大きな切妻屋根にドーマ(飾り屋根)を加えて、採光性と装飾性を高める造りも、昔ながらのイングランド住宅に多く見受けられます。簡素な切妻屋根に、立体的な意匠が加えられて、建物の外観を堂々と見せます。

建物の側面に建つ煙突も、イングランド住宅の屋根を象徴する造りと言えます。

さて、イングランド住宅の特徴である急勾配の切妻屋根は、空に向かって高く、広い空間を作るために発展した教会建築に由来すると言われています。

チューダ様式の建築が建てられる時代になると、一般の住宅にも、城や教会の建築デザインが用いられるようになりました。その一部が、急勾配の切妻屋根の意匠として、現代の住宅に継承されています。

例えば、文豪シェイクスピアの故郷である、イングランド中部のストラトフォード・アポン・エイヴォンは、急勾配の屋根を持つチューダ様式の住宅が数多く残る地域として有名です。

漆喰の壁にハーフティンバーが表出して、三角の切妻屋根が乗る威風に、イギリスの伝統文化と、暮らしの営みを感じることができるでしょう。

急勾配の切妻屋根は水はけが良い

ヨーロッパの中でも、北欧の住宅に見られる急勾配の屋根は、積雪に順応するために発展してきました。一方で、雨が多いイギリスでは住宅の水はけを良くするために、急勾配の切妻屋根が発展してきたと言われます。

北欧住宅の例でもお話した通り、急勾配の切妻屋根は水流れが良いために、雨漏りの心配が減る。水流れで汚れが落ちやすくなり、耐久性が高まる。建物の外観に威風が出る。屋根裏に空間が広がるので、高い天井や、吹き抜けなどの開放的な住居を造ることができる。これらの利点が期待できるでしょう。

イングランド住宅の特徴である、急勾配の屋根。その意匠と機能の両方を、理想の欧風住宅を建てる際の参考にしてください。

施工事例

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