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十河良次

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十河良次(そごうりょうじ)

株式会社アトムアソート

コラム

イングランド住宅の外壁

柱や梁が外壁に表れるチューダ様式の住宅

ここで、イングランド住宅の話に移ります。
イングランド住宅の基本的な構造については、すでにお話した通りです。

イギリスでは、17世紀のロンドン大火災の後、建物物を石積みで建てる規律が定められ、耐久性の高い住宅が発展しました。イギリスの住宅は概ね長寿命で、手入れの行き届いた古い住宅は価値が高いものとされます。

本章では、チューダ様式の住宅を例に取り、イングランド住宅の外壁に焦点をあてます。
イングランド住宅は風格のある外観で知られます。その中でも、チューダ様式の住宅は、重厚な佇まいが顕著に現れています。

外壁を見ると、木材が縦や横、斜めに表出しています。
伝統的なイングランド住宅の場合、壁材には石やレンガが用いられます。特に、レンガの風合いはイングランド住宅の魅力の一つと言えるでしょう。
チューダ様式の特徴である、外壁に木材が表出する意匠はハーフティンバー、その間に積まれ、壁を造るレンガはイングランドブリックと呼ばれます。

壮麗な外観を演出するハーフティンバー

最初に、ハーフティンバーについて知りましょう。
ハーフティンバーは、イングランド王国のチューダ朝の時代から、北ヨーロッパの地域で受け継がれる建築の意匠です。15世紀から17世紀にかけて、特に現在のイギリスの住宅で発展したと言われます。

木造の基礎的な骨組みがあり、その間に石積みやレンガ、漆喰で壁を造り、住宅を建てます。木造の骨組みは外壁の一部になり、さらに意匠として装飾の役割を兼ねます。これがハーフティンバーです。外壁に頑丈で堂々とした印象が生まれて、壮麗な風格が漂う住宅に仕上がります。

ハーフティンバーが普及した、15世紀から17世紀のイギリスに見られる建築様式を総称して、チューダ様式と言います。
その建築デザインは、ゴシック様式にルネサンス様式の装飾性が加わり、独特の荘厳さを漂わせます。
現在では、チューダ様式の特徴の一つとして、外壁に表出するハーフティンバーの意匠が語られます。

イングランドブリックは希少な建築素材

続いて、イングランドブリックについてお話します。

かつて、古代ローマ人がイングランドに持ち込んだと伝えられるレンガは、長い年月にわたり成形技術が育まれ、建築資材として重宝されてきました。

古い家や窯を解体する時に得られる年代もののレンガは、アンティーク(骨董)のレンガと呼ばれます。色は赤系だけではなく、白系や黄色系などもあり、経年により素朴な色ムラが表れ、一つひとつのレンガに歴史感が漂います。

これが本来のイングランドブリックです。数が限られていて希少なために、高価値の建築資材として流通しています。

現在では、アンティークの風合いを再現したイングランドブリックが生産されて、多くの注文住宅に用いられています。ハーフティンバーも、外装として取り付けるタイプの製品が作られています。

あなたの住まいにも、イングランド住宅の外壁に見られる建築デザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。

施工事例

施工事例はこちらからご覧ください。
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