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十河良次

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十河良次(そごうりょうじ)

株式会社アトムアソート

コラム

漆喰壁! 南ヨーロッパ住宅の内装と仕上げ

「呼吸する壁」とも評される漆喰で仕上げた内壁

南欧住宅に見られる、素焼きの屋根瓦と、漆喰の外壁については、これまでのコラムでもご紹介してきました。

それでは、住宅の内壁は、どのように仕上げているのでしょうか。

南ヨーロッパでは、内壁にも、漆喰を塗る住宅が多い傾向があります。外壁と同じように、人々の暮らしの空間に接する内壁にも、自然素材の漆喰を塗って、好みの色調と風合いの内装に仕上げます。

その主な理由は、漆喰の特徴である、湿度調整作用の高さにあります。
「呼吸する壁」と形容されることもある漆喰の内壁は、湿度の吸収と拡散の作用により、夏は涼しさを、冬は暖かみを室内に残すと言われます。
南欧では、南ヨーロッパの風土にかなう、漆喰壁の内装が好まれます。

有機物質を分解して生活臭を抑える漆喰の働き

他にも、漆喰で仕上げる内壁には、暮らしの利点があります。
漆喰は、空気中に揮発する有機化学物質(VOC)を吸着、分解する作用があると言われます。この物質は、いわゆるシックハウス症候群の原因になるものです。

また、吸湿性に優れていますから、カビの発生を抑えるとされます。
それから、漆喰は脱臭性にも優れています。室内の生活臭を抑制する働きが期待でき、内壁の仕上げ方として好まれています。

自然素材ですから、補修がしやすく、手を入れながら理想の壁面に仕上げていくという家主の喜びもあります。

古代から南ヨーロッパの住まいに用いられてきた、漆喰の内壁は、このように現代の見地からも暮らしの理にかなうものです。

自然な塗りや模様を描く技法など仕上げ方は多彩

漆喰の内壁は、仕上げ方により多彩な表情を見せます。
コテで自然に、均一に塗る技法があれば、漆喰を薄く塗り重ねながら、繊細な模様を描くように仕上げた壁もあります。単色の漆喰でも、濃淡をつけて2色に見せる技法もあります。

漆喰の仕上げ技術は多様で、例えばイタリアでは、ルネサンスの時代から盛んに用いられている、イタリアン・スタッコと呼ばれる内壁の漆喰があります。

これは、消石灰に大理石の粉や顔料などを混ぜて、内装に大理石のような光沢感を出す漆喰の技法です。

このように、建築様式や、インテリアに調和するように、好みの色合いの漆喰で仕上げるのが、南ヨーロッパ住宅の内装の特徴です。

日本でも、フランスやスペイン、イタリアなど、南ヨーロッパから輸入されている自然素材の漆喰が、多くの注文住宅で用いられています。

漆喰で仕上げる南欧住宅の内装を、あなたの住まいでも参考にしてください。

施工事例

施工事例はこちらからご覧ください。
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