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田野めぐみ

カルチャー教室を通して、人の可能性を引き出すプロ

田野めぐみ(たのめぐみ)

アルテカルチャー高松

コラム

セミナーにスライドと資料は必要か?

2015年9月3日 / 2017年7月4日更新

スライドを用いた場合のデメリット

学習系のセミナーで、パワーポイントのスライドを活用する方が増えています。プロジェクターに映して、講師が解説するスタイルです。背景の色や文字の大きさにも気をつけ、遠くからでも確認しやすい状況を作っています。でも実際のところ、聞き手にとってはどうなのでしょう?

話す内容すべてがスライドに入っていることで生じる問題です。講師がスライドを見ながら話すと、受講者もスライドを見つめるという状態が生まれます。

講師に注目する場面が少なく、まるでスライド上映会に出席した気分に陥ってしまう確率が高いのです。質問や答えがすべて画面上にあるため、速読達者な方は先に読み進めるかもしれません。

話し手にとってみれば楽なやり方とも言えますが、読み上げるだけでは満足できない…そんな講師を目指しませんか?

スライドを効果的に使った充実の講座を

きっと参加者が求めているのは、ライブ感ではないでしょうか?

講師の今の感情が乗った話が聞きたいのです。そのためにも、余分な情報をスライドに入れないやり方を実践しましょう。手の内を全部文字で見せない方が、話はずっと面白くなります。

話す内容と講座全体のタイムスケジュールを決めて、セクションごとのテーマをスライドにします。聞くより見るほうがわかりやすい部分(図、グラフ、表)も、スライドの方が適しています。イメージ的なイラストや写真をたまに使うと、惹き付け効果があるかもしれません。

このように、スライドは補助的に使うことをおすすめします。
強く伝えたいこと、大事なところを上手に念押しするために取り入れると、セミナーの価値が上がります。話し上手な講師がスライドも活用して、わかりやすく解説しているというシチュエーションにしたいですね。

資料は講座後の復習のために

多くのセミナーで配布される参考資料にも同じことが言えます。

そこに書かれた内容が、まさに本日の台本であってはいけません。書いていることを読み上げたのでは、セミナーに来た意味が薄れてしまうでしょう。

受講者に不満が残らないよう、自分用の細かな進行や内容は頭に入れ、さらにお守りとして手元に置いているのだと考えましょう。

あとは、話がフリーズしない訓練です。次々に言葉が出る状態になるまで練習を積むことです。また、講座の内容をまとめた資料は後で配るという方法もおすすめです。

話を中心に進めてこそ、講師の魅力が発揮されます。静止画を繰り出すスライド中心型や、配布した資料の棒読み型にならないセルフパワーでいきましょう。

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