まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ香川
田野めぐみ

カルチャー教室を通して、人の可能性を引き出すプロ

田野めぐみ(たのめぐみ)

アルテカルチャー高松

コラム

講師の話し方:眠たくさせない、楽しませるにはどうするか? 

2015年8月30日 / 2017年7月4日更新

結論は先に!思いやりを感じる話し方

「いつやるか?」のあとに続く明快な答え。「今でしょ!」のひと言で、人生が変わった講師がいます。「今やるしかないでしょう!」では長過ぎます。できなくてぐずついている人を鼓舞する短い言葉は、流行語になりました。少し考えさせておいて、すぐに簡潔な答えを出してくれる人の話しはもっと聞いてみたくなります。

最初から最後まで、講師の話に集中することは難しいです。でも、効果的な問いや解説を随所に交え、気持ちが離れそうな受講者を惹き付ける話術は存在します。

魅力ある話というのは、自分をよくみせたいがために発せられるものではないはずです。根底には、励ましたり、喜ばせたり、楽しませたい気持ちがあります。相手の身になって対話しながら伝えようとする講師こそが、継続的に求められる人です。

ひとりよがりや話し方のクセが退屈を作り出す

自分の体験を加えながら進めるというパターンもありますが、話の方向がなぜか自慢話となったり、興味の持てない個人レベルの内容に留まってしまうと危険です。

単調で当たり障りのない話が長く続くと飽きられます。語尾を伸ばしながらの若者言葉もせっかくの話の魅力を半減させます。迷いのあるような切れ味の悪さも、繰り返すのはあまり良くありません。

講師の悪い話し方の傾向やクセを見い出すと、受講者の表情はかげり始めます。でも、そこで気づけば修正がきく段階です。

本当にまずいのは、「だからなに?」と思われる壁を、聞き手側が作ってしまうことです。自己開示しつつ、目の前に見えない壁ができていないか、聞いている人の気持ちを汲むことが重要です。
壁の向こうの受講者が居眠りをはじめてしまうなんて、考えたくないですよね?

世の中を柔軟に見ている講師は受講者をつかむ

講師は参加者の目の前でリアルタイムの話ができる仕事です。感情を共有する題材として、今起きていることに目を向ける習慣を身につけましょう。

ニュースやちまたでの話題、流行っているものには敏感でいましょう。その豊富な引き出しの中から、事例やたとえ話が取り出せます。

頭に入れて、落とし込んで、噛み砕いて話すいつもの内容に、時代のエッセンスが加わります。話の導入部分である前置きや、その日の切り口のヒントにもなります。講師自身がいつも新鮮な気持ちでテーマと向きあっていれば、イキイキとした印象をキープできるでしょう。

たたきこんでいる知識や経験に自信を持って、心をのせて話しましょう。講師が、話している内容に納得しながら声を出せているかがポイントです。波にのれば、話しのサビの部分を、しっかりと歌い上げることができるでしょう。

受講して良かったと思える時間を提供できる講師は、いいパフォーマンスをしています。1回ごとの講座は、参加者とともに作る大切な自分の作品だと考えましょう。


*関連コラム*
講師のための企画書の作り方
カルチャー講師を目指す人の講師になるための進め方
講師をこころざそうと思った人からよくある質問集
講座の講師にむいている人の傾向
自分らしく働くことができる起業への近道は講師・相談業

この記事を書いたプロ

田野めぐみ

田野めぐみ(たのめぐみ)

田野めぐみプロのその他のコンテンツ

Share

田野めぐみプロのその他のコンテンツ