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田野めぐみ

カルチャー教室を通して、人の可能性を引き出すプロ

田野めぐみ(たのめぐみ)

アルテカルチャー高松

コラム

講師の話し方:わかりにくいこと、難しいことを、分かりやすく、興味深く

2015年8月29日 / 2017年10月16日更新

まず習得したいのは講師らしい話し方

大きな声で話すことは講師としての基本です。わかりやすくという意味では、ゆっくり話すことも大切です。

適切な箇所で間を取り、次の話に移行する余裕も欲しいでしょう。受け身である聞き手に対して、問いかけながら語る姿勢も大切です。

まんべんなく視線の先を変えながら話しましょう。親切な講師は大事なところを繰り返してくれます。
さらに別の言葉や言い方にして印象づけると退屈しません。話しに熱がこもると自然と体も動きます。身振り手振りが入ることで伝えたいことが強調され、視覚に訴える話しぶりになります。一本調子にならないように話しましょう。抑揚の波が心地良い声は、もっと話を聞きたいと思わせます。

これら全てが揃った時、その講座はスマートで好感度の高いものとなるでしょう。でも、何もかもが完璧である必要はないのです。そこに講師のあなたらしさが加味されることで、わかりやすく興味が持てる講座が完成します。

自分の伝えたい思いを自分の言葉で話す

甲高い声の社長が商品説明をすることで、確実に成長を遂げた通販会社があります。

ともすれば耳障りになりかねない声の主…。でも、ただ売れればいいだけじゃない、真面目なアプローチであることを消費者が認めたのかもしれません。特徴的な話ぶりが物真似されるようになると、もう知名度を得たのも同然です。より多くの人が関心を持つようになり、独特のイントネーションも、結局は大きな強みとなりました。

講師のキャラクターも、回を重ねながらでき上がっていくでしょう。わかりやすくどう教えるかという工夫と情熱が、その人らしさになって表れるはずです。

台本通り、ただ間違えずに話をする必要はありません。全体の構成は崩さないまでも、メンバーに合わせながら話ができるプロでいましょう。

参加者の年齢や人数、雰囲気を見ながら、少し冒険する気持ちでライブ感を高めましょう。それが講師のサービス精神ではないでしょうか?相手の様子を見ながら難しいことをわかりやすく、平凡なことでも興味深くしゃべろうという熱意です。




わかりやすい講座は、語って伝え書いて届ける

テキストをそのまま読み上げるといったやり方では何も伝わりません。一生懸命作った台本の棒読みもNGです。

配られた資料を見ている参加者は、視線を落としがちになります。大事なポイントは、ホワイトボードなどに書くと効果的です。聞き逃してほしくない箇所、強調したいことを、文字の大きさの変化、書くスピードで表現します。

イラストが得意な人もいるでしょう。話しながらリズムよく書く訓練をしましょう。しゃべりながら書くという動作に慣れてしまえば、話し全体の流れがスムーズになります。

話すことと書くことの一連の動作で、自分自身が講座に手応えを感じられた時、参加者もきっと満足しているはずです。

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