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    <title>専門家による時事記事やお役立ち情報を発信するWEBメディア「JIJICO」</title>
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    <description>最新の気になる時事問題を独自の視点で徹底解説するWEBメディア「JIJICO」。各分野の専門家が、時事問題について解説したり、暮らしに役立つお役立ち情報を発信していきます。        </description>
    <lastBuildDate>Tue, 21 Apr 2026 02:05:03 +0000</lastBuildDate>
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        <title>専門家による時事記事やお役立ち情報を発信するWEBメディア「JIJICO」</title>
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        <item>
        <title>4月から始める暑熱順化　春土用は夏バテ予防のスタート時期</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32467/</link>
        <pubDate>Tue, 21 Apr 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[清野 充典]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[美容・健康]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32467</guid>
        <description><![CDATA[気温がどんどん上昇する春土用と気温がどんどん低下する秋土用の過ごし方は重要です。春土用の過ごし方いかんによっては、いわゆる五月病のような心身の不調、夏バテや熱中症を起こしやすいからだになります。みなさんは、土用の過ごし方を意識していますでしょうか？]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32467/jijico_1_870_0.jpg"></p>
<h3>■土用（季節の変わり目）は気温の寒暖差が激しい時期　病気予防には春土用の過ごし方が大切</h3>
<p>日本は四季折々の変化が美しく、環境変化が非常に大きい国です。夏季は35℃を超える猛暑、冬季は氷点下近くになります。年間で30℃以上の温度差を経験することになります。特に季節の変わり目は、自律神経や体調の管理に気を付ける必要があります。<br/>
東洋思想では、季節の変わり目を土用（どよう）と言います。土用は、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことです。年4回ある土用は、それぞれ、春土用、夏土用、秋土用、冬土用と呼ばれます。<br/>
2026（令和8）年の暦で言うと</p>
<p>冬土用は　立春（2月4日）の前18日間（1月16日～2月3日）<br/>
春土用は　立夏（5月5日）の前18日間（4月17日～5月4日）<br/>
夏土用は　立秋（8月7日）の前18日間（7月20日～8月6日）<br/>
秋土用は　立冬（11月7日）の前18日間（10月20日～11月6日）</p>
<p>になります。</p>
<p>「土用」は、日本で作られた雑節（ざっせつ）の一つです。　「雑節」は、季節の変化をつかむ「二十四節気」の補助的な暦として日本で作られました。平安時代に作られたとするこの暦は、京都地方の気候が基準です。春土用の時期、関東における気候の特徴は、急な湿度の上昇、一日一日の気温較差や昼夜の温度較差が大きいという点です。花や若葉が鮮やかで心地良い季節ですが、からだへの負担は大きい季節といえます。社会的には、年度替わりの環境変化や生活リズムの乱れから、自律神経への負担がかかりやすい時期でもあります。<br/>
東洋医学では、春は肝臓、夏は心臓、秋は肺臓、冬は腎臓が旺盛に働きます。土用の時期は脾臓が働くと考えられています。見方を変えると、これらの臓器に負担がかかり、不摂生をするとその臓器機能が低下しやすい時期と言えます。<br/>
特に、気温がどんどん上昇する春土用と気温がどんどん低下する秋土用の過ごし方は重要です。春土用の過ごし方いかんによっては、いわゆる五月病のような心身の不調、夏バテや熱中症を起こしやすいからだになります。みなさんは、土用の過ごし方を意識していますでしょうか？<br/>
2025年11月19日発売の『<a href="https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%92%E7%B8%AE%E3%82%81%E3%82%8B%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A324-%E6%B8%85%E9%87%8E-%E5%85%85%E5%85%B8/dp/4093115974/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=7NSN6X9XZZOR&dib=eyJ2IjoiMSJ9.DOU_nj5MPXMbxM15vbm_6A.G3fV82fxXQzt1hbBLpJ6Ui9DLhpZ2S0mpeAwkwd3xlY&dib_tag=se&keywords=%E6%B8%85%E9%87%8E+%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3&qid=1761960762&sprefix=%E6%B8%85%E9%87%8E+%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%2Caps%2C167&sr=8-1">知らないうちに寿命を縮める危ない生活習慣24</a>』(清野充典著・小学館)にも、土用の時期の過ごし方やふだんの生活でやめるべき習慣を紹介しています。全国の書店で購入可能です。</p>
<h3>■4月は暑さ対策を始めるタイミング</h3>
<p>中央に山脈があり、里山が多く、国土が長い島国の日本では、場所によって気温の環境が大きく異なります。健康管理を考える際、ご自分の住む地域の特性を把握する必要があります。<br/>
清野鍼灸整骨院がある関東エリアの気候を例に取り、話を進めます。<br/>
関東平野の冬季は、雨がほとんどなく乾燥しています。湿度は50％前後です。冬は発汗しなくても乾燥による気化熱で体温が下がります。<br/>
3月中旬から雨が多くなり、温度と湿度が上がり始めます。気密性の高い冬物衣類で活動すると、肌が汗ばみます。鉄道会社は、気を利かせてラッシュ時の電車内では、冷房の使用を開始します。<br/>
湿度が上がったときは、自力で汗を出す必要があります。急な環境の変化により、体内では自律神経の変動がおこり、のぼせたようになり、上半身だけ大量に汗が出ます。まだ、気温は低いため、外気により汗が冷えます。からだは、体温低下を防ぐため自律神経が活発に働きます。この繰り返しが、からだの疲労へとつながります。3月から4月上旬に特有の悪循環です。</p>
<p>春土用（4月17日～5月4日）の時期になると、湿度が高くなることにより、からだの疲労を感じやすくなります。昨年のデータを例にとると、</p>
<p>①	3月の最高気温26℃の時、最低気温9℃、湿度64％<br/>
②	4月下旬の最高気温26℃の時、最低気温18℃、湿度74％</p>
<p>となっています。最高気温だけ見ると同じように見えますが、①の体感温度は23℃、②の体感温度は26℃です❶。湿度が上がり、乾燥による自然な放熱から発汗による放熱に切り替わっています。また、夜間温度（最低温度）が約10℃上がっているため、睡眠中の体温は変化しています❷。<br/>
気候の変動にからだが順応するまでの間は、体調を崩しやすい、いくら寝ても疲れが取れないという感覚を、たびたび認識します。</p>
<p>例年春土用の時期は、最高気温が28℃に達しません。まだまだ夜は、肌寒い日が続きます。最高気温が28℃を下回っていときは、最低気温に目を向ける必要があります。からだが昼の暑さに順化するためには2～3週間を要します。日中暑さを感じていても、必要以上に薄着になりすぎないようにしましょう。薄着になったまま一日過ごすことや冷たい物を飲食することを控え、からだの芯が冷えないようにこころがけることが大切です。</p>
<h3>■最高気温が25℃（夏日）を上回ったら暑熱順化対策を始めましょう</h3>
<p>2023年から夏の暑さが厳しくなってきました。2024年は前年を上回る暑さでしたが、2025年はさらに暑い日が続きました。2026年はそれ以上になるかもしれないと予測されています。<br/>
4月11日（土）には、最高気温が、</p>
<p>　29．7℃　　佐野（栃木県）<br/>
　29．3℃　　高崎（群馬県）<br/>
　29．2℃　　小田原（神奈川県）<br/>
　29．0℃　　甲府（山梨県）</p>
<p>とニュースで報じられました。2025年4月下旬の最高気温26℃を、4月上旬に上回っています。急激な気温の上昇に対応できず、体調を崩す人が相次いでいます。<br/>
しばらく最高気温は上下すると思いますが、最低気温が徐々に上がっていますので、寒さを感じにくい気<br/>
候になり始めています。<br/>
このタイミングが、暑さ対策を始めるときです。春土用は、18日間ですが、からだが気候に順応するために<br/>
は約3週間必要ですので、4月中旬あたりから対策を始めるのが理想的です。<br/>
春は、肝臓の疲労を感じる時期です。春土用の時期は、消化器機能である肝臓や胆のう、消化機能を助<br/>
ける脾臓、膵臓や胃の機能が低下し始めます。それらの臓腑に起因する代表的な症状は、</p>
<p>1．腰痛<br/>
2．目の疲れ<br/>
3．涙目<br/>
4．疲れやすい<br/>
5．眠くなりやすい<br/>
6．からだがだるい<br/>
7．食べたものが消化しない<br/>
8．お腹がはる<br/>
9．ガスがたまりやすい</p>
<p>など、様々な症状がでてきます。<br/>
いずれも、なんとなく調子が悪い、休んでも回復しない、身からだに力が入らないという状態なため、第三者からみると、「なまけ病だ」とか、「気が抜けているからだ」と言われ、精神面に起因していると取られがちな状態です。俗にいう「五月病」が、それに相当します。<br/>
最低気温が20℃を超えたら、寒さを感じる心配がほとんどなくなりますので、暑熱順化対策を始めましょう。</p>
<p>5月の気候や夏に向けた対策をイメージしたい人は、JIJICO内にある下記コラムをご覧願います。<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32316/https://mbp-japan.com/jijico/articles/32316/">あなたの「体感温度」感覚は正常！？「体性感覚」を衰えさせない方法はあるの？</a>」</p>
<h3>■春土用の時期にすべき暑熱順化対策とは</h3>
<p>春土用の時期に体調を崩さないためには、以下のことが大切です。</p>
<p>①冷たい物の飲食を避ける<br/>
②室温を下げすぎない<br/>
③衣類に注意する<br/>
④積極的に汗を出す</p>
<p>⑴冷たい物の飲食を避けて室温を下げすぎない<br/>
春土用の時期には、冷たい物の飲食を避けることや室温を下げ過ぎないようにすることが大切です。<br/>
湿度が上がりますので、外気温がさほど高くなくてもからだに熱がこもりやすくなり、「暑苦しい」と感じるようになります。冷たい飲み物や食べ物が欲しくなり、冷房をつけたくなります。<br/>
このタイミングがまさしく体調を維持できるか崩すかの分かれ目です。不安定な体調にもかかわらず冷たい物を飲食すると、からだの深部体温が一気に下がります。また、発汗により水分補給が増えるため、冷たいものを多飲すると、胃腸が疲労しはじめます。体調不良となる大きな要因です。<br/>
土用の時期は、常温または温かい物を選び、いつもより噛む回数を多めにして、ゆっくり食事をしましょう。口に入れた食べ物の形がなくなるまで噛んで飲み込むだけで、消化の負担が大きく軽減したということが、複数の研究機関から報告されています。<br/>
また、湿度が高いとクーラーで除湿をしたくなります。適切な使用は必要ですが、設定温度を下げすぎないようにすることが大切です。肌が汗ばんでいる状態で室温を下げすぎると、体表温度が急激に奪われ、自律神経の乱れを助長します。<br/>
4月下旬から5月上旬の気温は、例年25℃前後です。除湿をするときは弱冷房に設定し、からだに直接風が当たらないように気を付け、扇風機やサーキュレーターで空気の対流を起こしましょう。気化熱で自然な放熱を助けることが、春土用のからだに優しい冷房の使い方です。❸</p>
<p>⑵衣類に注意する<br/>
春土用は寒暖差が大きく、「暑いという予報を見て半袖で出かけたら夜は肌寒くなった」「長袖を着てコンビニに入ったら汗でおなかが冷えた」などの経験をしやすい時期です。<br/>
この時期に適している服装の一つが、襟元や襟首や裾がゆったりとした肌に密着しない服です。<br/>
衣服と肌の間に空気の通り道があると、動くたびポンプのように空気が入れ替わり、中にこもった熱や湿気を外に逃がしてくれます。この時期は、半袖・短パンよりも、ゆったりした長袖・長ズボンで過ごすほうが、涼しく快適に過ごせます。素材は、麻やポリエステルなど、汗ばんだ湿気を素早く吸収し乾燥する素材が、適しています。<br/>
また、汗ばんだ状態で冷房の効いた室内に入る場合の対策も必要です。<br/>
5月に入ると、30℃前後の真夏日になる日が、突如出現します。電車・オフィス・スーパーなど冷えた室内と暑い外との出入りを繰り返す人は、肌に現れた汗をできるだけ残さないように工夫する必要があります。<br/>
環境が許せば、肌着をまめに着替え、乾いた手拭いでこまめに汗を拭くなどすると、体調管理と冷え対策になります。また、水分を素早く透過させる化繊インナーの上に、吸湿性の良い綿などの服を重ね着することも有効です。❹❺❻</p>
<p>⑶積極的に汗を出す<br/>
5月以降に夏バテをするかしないかは、それまでに暑熱順化しているかどうかにかかっています。汗による放熱が適切にできるように、この時期から「適切に汗を出して体温調節する」練習をする必要があります。<br/>
特に推奨したいことは、</p>
<p>1．湯船に入る入浴<br/>
2．適度な運動</p>
<p>です。</p>
<p>シャワー中心の入浴方法は、下記の点がこの時期に不適です。</p>
<p>（1）足元の体温が上がりにくいこと<br/>
（2）交感神経を刺激しやすい</p>
<p>一方、春土用の体調維持には全身の入浴が適しています。深部体温（内臓の温度）は、シャワーでの入浴後体温の上昇は約0.2℃です。湯船に入る入浴後は、0.5℃上昇するためです。<br/>
土用の時期は消化機能が落ちやすいため、食事前に入浴して、深部体温の上昇及び血行改善をしたのち、食事をすると、消化の助けとなり、睡眠の質が向上します。汗を有効に出すことにもつながります。38℃～40℃の湯船に2～3分入ると効果的です。<br/>
4月は、運動を始めるまたは再開するには、最適な季節です。運動は、ウォーキング、ジョギングやストレッチなど、何でも大丈夫です。自分の体力に合わせ、継続可能なことを選択していただきたく思います。軽く汗ばむ程度で、十分効果が表れます。一日5分程度の運動から始めてみましょう。2～3週間毎日運動を継続していると、暑熱順化してきます。自己判断できる目安は、汗です。ベタベタした汗から、サラサラした汗に変化してきたら、暑熱順化してきていると考えて宜しいと思います。その頃には、疲れにくくなった自分を認識すると思います。<br/>
からだが暑さに慣れるためには、通常2週間～1か月程度を要しますが、ようやく暑さにからだが慣れても、数日間暑さから遠ざかると戻ってしまいます。例えば5月の連休中に、運動せず冷房の中で長時間何日も過ごしていると、暑さに対する体内の準備が、リセットされてしまいます。<br/>
例年、5月は夏日（25℃以上30℃未満）が増えます。近年は真夏日（30℃以上）の日もあります。そのため、熱中症で搬送される人が急増します。熱中症患者の4割は室内で生活している人です。そのうち1割は夜間に発生しています。<br/>
5月末頃からの本格的な蒸し暑さに備え、春土用のうちから暑さにからだを慣らす生活を始めましょう。汗が出やすい体調をつくること、「体温低下を考慮した適度な涼しさ」を感じるようにクーラーの使用を注意することが、元気に夏を迎えるためのポイントです。❼❽❾</p>
<p>夏の対策をイメージしたい人は、JIJICO内にあるコラムをご参照願いたく思います。<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32295/">熱中症が一番多いのは室内？熱中症対策にはクーラーの使用が有効？</a>」</p>
<h3>■気温の寒暖差による体調不良に鍼灸治療や瘀血治療は最適です</h3>
<p>春土用の時期に適切な対策を講じることが出来ず、気温の寒暖差による体調不良でお悩みの人は、是非鍼灸治療（内外科治療）をお試しいただきたく思います。内臓の疲労回復や機能向上に、鍼灸治療（内外科治療）は最適です。<br/>
春土用の時期に感じる腰痛、目の疲れ、涙目、疲れやすい、眠くなりやすい、からだがだるい、食べたものが消化しない、お腹がはる、ガスがたまりやすいなどの症状は、数回の鍼灸治療や瘀血治療で改善可能です。薬物治療（内科治療）や外科手術（外科治療）をした後に体調不良を感じている人は、からだの外側から内臓機能に働きかけることが可能な鍼灸治療（内外科治療）が有効ですので、お近くの鍼灸院または鍼灸師が勤務している医療提供施設にご相談ください。<br/>
清野が呼称する養正（ようせい）治療は、日常の適正な生活です。詳しくお知りになりたい人は、清野鍼灸整骨院ホームページ「<a href="http://seino-1987.jp/blog/5901.html">くらしと養生</a>」をご参照願います。からだ調管理や健康増進には、運動法や呼吸法が有効です。ヨガ（YOGA）療法をご希望の人は、<a href="http://seino-1987.jp/yoga">清野メディカルヨーガ</a>もしくはお近くのヨガ教室にご相談いただきたく思います。</p>
<p>2025（令和7）年11月19日（水）に小学館から発売された清野充典著『<a href="https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%92%E7%B8%AE%E3%82%81%E3%82%8B%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A324-%E6%B8%85%E9%87%8E-%E5%85%85%E5%85%B8/dp/4093115974/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=7NSN6X9XZZOR&dib=eyJ2IjoiMSJ9.DOU_nj5MPXMbxM15vbm_6A.G3fV82fxXQzt1hbBLpJ6Ui9DLhpZ2S0mpeAwkwd3xlY&dib_tag=se&keywords=%E6%B8%85%E9%87%8E+%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3&qid=1761960762&sprefix=%E6%B8%85%E9%87%8E+%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%2Caps%2C167&sr=8-1">知らないうちに寿命を縮める生活習慣24</a>』の内容は、JIJICOに掲載された1～70本目のコラムを24に再編集した内容です。一家に一冊の実用書としてご活用いただけたら幸甚です。清野が提唱する「養正治療」の内容が満載です。東洋医学に基づく養生法を実践いただきたく思います。</p>
<p>［参考文献］<br/>
<a href="https://www.do-yukai.com/medical/95.html">❶同愛会グループ　2017年9月号　暑さ指数（WBGT）をもっと活用しましょう</a><br/>
<a href="https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/10daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=&day=&view=a7">❷国土交通省気象庁　旬ごとの値</a><br/>
<a href="https://www.titech.ac.jp/news/2015/031199">❸東京科学大学　長時間咀嚼すると食後のエネルギー消費が増える</a><br/>
<a href="https://www.bodybook.jp/article/163104.html">❹　WACOAL BODY BOOK Dictionary　Fashion 教えてドクター2015.07.15<br/>
夏を制するのは、汗の蒸発を促す服！</a><br/>
<a href="https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO33763150T00C18A8000000/">❺　日本経済新聞　熱中症防ぐなら服は綿よりポリエステル　開口部も重要熱中症を衣服の工夫で防ぐコツ（上）</a><br/>
<a href="https://www.descente.co.jp/media/editors_picks/feature/12487/">❻　ULLR MAG.　実は危険な「汗冷え」のメカニズムを知ろう！登山で準備しておきたい、インナーでできる簡単な対策って？</a><br/>
<a href="https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/6679">❼ウチコト　半身浴って効果はあるの? 全身浴、シャワー浴との上手な使い分け方は?【東京ガス都市生活研究所】</a><br/>
<a href="https://www.netsuzero.jp/learning/le15">❽熱中症ゼロへ　熱中症について学ぼう：暑熱順化</a><br/>
<a href="https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/sympo/20180604_3.pdf#page=4">❾住まいと住まい方による熱中症予防</a></p>
]]>
        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>副業を配偶者に反対されたら。うまくいった人が最初にやったこと</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32466/</link>
        <pubDate>Fri, 17 Apr 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[新井 一]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[ビジネス]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32466</guid>
        <description><![CDATA[副業を始めようとしたとき、配偶者に反対された経験はありませんか。「家事が増えるのでは」「本業に支障が出るのでは」という不安から、家族の反応が副業への壁になるケースは多くあります。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32466/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
副業を始めようとしたとき、配偶者に反対された経験はありませんか。「家事が増えるのでは」「本業に支障が出るのでは」という不安から、家族の反応が副業への壁になるケースは多くあります。</p>
<p>AさんはIT関連の会社に勤める44歳の男性です。副業でWebライティングを始めたいと妻に相談したところ、「帰ってきても仕事ばかりになる」「家族との時間が削られる」と反対されました。Aさんは「収入を増やしたい、スキルを試したいという自分の思いばかりを伝えて、妻が何を不安に思っているのかを先に聞かなかった。それが最初の失敗でした」と振り返ります。</p>
<p>副業を「始めたい・続けたい」と考える社会人は全体の66.7%にのぼります（パーソルキャリア・Job総研「2025年 副業・兼業の実態調査」2025年8月4日公表）。一方で、現在実際に副業を行っている人の割合は21.6%にとどまっています。希望する人と実際にやっている人の間に大きなギャップがある理由のひとつとして、「家族の理解が得られない」という現実があります。副業を始める前の段階で、家族との合意形成でつまずいてしまうケースが少なくないのです。</p>
<p>反対された人の多くが最初にやりがちなのが、「副業のメリット」を一方的に説明しようとすることです。「月に数万円稼げる」「スキルアップになる」という論理で押しつけようとしても、配偶者には「しわ寄せが自分に来るのではないか」という不安の方が先に立ちます。正論で説得しようとすると、かえって溝が深まることも少なくありません。「なぜ今、副業なのか」という問いに配偶者が納得するためには、説明の前に「聞く」というステップが必要です。Aさんもこのパターンに陥り、何度説明しても理解してもらえなかったと言います。</p>
<p>成功した人が最初にやっていたのは、「相手の懸念を言葉で引き出す」ことです。「副業を始めたいのだけど、どんなことが心配？」と先に聞くことで、配偶者が本当に不安に思っていることが具体的になります。「夕食の時間が一緒に取れなくなるのが嫌」「育児を一人でこなすのが不安」という具体的な懸念が分かれば、それに対する約束を最初に取り決めることができます。「副業で稼いだお金の使い道を一緒に決める」「副業の状況を月に一度報告する」という提案を加えることで、配偶者が感じる「自分が蚊帳の外に置かれる」という不安も和らぎます。副業を「個人のプロジェクト」ではなく「家族の問題」として一緒に考える形をつくることが、配偶者の理解を得る最短ルートです。</p>
<p>具体的には、次の3点から始めることをがおすすめです。</p>
<p>①副業にかける時間の上限をあらかじめ決める（例：平日夜1時間のみ、週末は副業の時間を設けない）。<br/>
②家事や育児の分担を副業前と変えないという約束を書き出す。<br/>
③1ヵ月後に収支と状況を家族に報告する機会をつくる。</p>
<p>この3つを最初に取り決めておくだけで、配偶者の「よく分からないから不安」という状態を解消できます。大切なのは、始める前に見通しと透明性を示すことです。<br/>
副業を長く続けている人の多くが、家族の協力の大切さを挙げます。副業経験者の月収は平均5.4万円、中央値は3万円というデータがあります（同調査）。副業で稼ぎ続けるためには、個人のスキルや努力と同じくらい、副業を続けられる家庭環境の整備が重要なのです。Aさんは最終的に妻と話し合い、「副業は週末の午前中のみ、月次で収支を共有する」という約束を取り付けました。現在は月に2〜3万円を継続して得ています。</p>
<p>副業は一人で完結するように見えて、家族の協力がなければ長続きしません。配偶者を説得しようとするのではなく、配偶者と一緒に「副業のルール」をつくること。相手の懸念を最初に引き出し、透明なルールで不安を取り除くことが、副業を家族の反対を乗り越えて続けられる人と、最初の壁で止まってしまう人との、決定的な違いです。副業を始めることより、家族を巻き込んで一緒に踏み出すことの方が、長い目で見れば大切な「最初の一歩」かもしれません。</p>
<p>【参考】<br/>
<a href="https://jobsoken.jp/info/20250804/">パーソルキャリア・Job総研「2025年 副業・兼業の実態調査」（2025年8月4日公表）</a></p>
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        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>副業で稼ぎ続ける人は何が違う？「持ち運べるスキル」の磨き方</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32465/</link>
        <pubDate>Tue, 14 Apr 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[新井 一]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[ビジネス]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32465</guid>
        <description><![CDATA[「副業で月10万円」という理想を持つ人が多い中、実態は大きく異なります。この差を分けている要因のひとつが、「持ち運びできるスキル」を持っているかどうかです。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32465/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
副業を始めた人の実際の月収は、平均でどれくらいだと思うでしょうか。Job総研が2025年に実施した「<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000013597.html">副業・兼業の実態調査</a>」（社会人357人対象）によると、副業経験者の月収平均は5.4万円です。ところが中央値は3万円、最頻値はわずか1万円にとどまっています。「副業で月10万円」という理想を持つ人が多い中、実態は大きく異なります。この差を分けている要因のひとつが、「持ち運びできるスキル」を持っているかどうかです。</p>
<p>Bさん（44歳、大手IT企業の管理職）は昨年から副業コンサルティングを始めました。社内ではプロジェクト管理も会議の進行も得意中の得意です。ところが副業の現場では、なかなか継続依頼がとれませんでした。原因は、会社の内部ルールや社内文化に合わせて磨いてきたスキルが、外の市場では評価されにくいからです。結論を言えば、副業で稼ぎ続けるには「会社の外でも通用するスキル」を意識的に備えておく必要があります。</p>
<p>厚生労働省は、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上の能力を「<a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23112.html">ポータブルスキル</a>」と定義しています。このスキルを約15分の入力で診断できる「<a href="https://shigoto.mhlw.go.jp/User/VocationalAbilityDiagnosticTool/Step1">ポータブルスキル見える化ツール</a>」を厚生労働省は無料で提供しており、特にミドルシニア層のホワイトカラー職種に向けて設計されています。ポータブルスキルは「仕事のし方（対課題）」と「人との関わり方（対人）」の2軸で整理され、合計9要素で構成されています。</p>
<p>では、「会社でしか通用しないスキル」とはどのようなものでしょうか。たとえば、特定の社内システムの使いこなし方、上司の好みに合わせた資料の書き方、社内の意思決定ルートを読む力などがあります。これらは会社内では高く評価されますが、転職先でも副業でも直接役に立つことはほとんどありません。長年「仕事ができる人」として評価されてきたとしても、それが社外でも通用するかどうかはまったく別の話です。</p>
<p>一方、副業市場で評価されやすいポータブルスキルの代表例は、「相手の課題を引き出して言語化する力」「難しいことをわかりやすく伝える力」「期日に期待以上の成果を届ける力」などです。これらは業種や職種を問わず、クライアントが対価を払いたいと感じる能力です。こうしたスキルは、会社員の日常業務の中でも意識次第で磨くことができます。社内向けの資料作成であっても、「相手にとってわかりやすいか」を意識して書いていくだけで、それは副業でも通用するスキルの土台になっていきます。</p>
<p>「人との関わり方（対人）」の面では特に、初めて会う相手と短時間で信頼関係を築く力が副業市場で非常に高く評価されます。「仕事のし方（対課題）」の面では、問題の本質を見極めて解決策を組み立てる課題設定力が特に有効です。会社員として積み上げてきた業務経験は、これらのスキルの土台になりえます。日々の仕事の中で「なぜこの問題が起きているのか」「どう解決するのが最善か」を意識して考え続けることが、ポータブルスキルを少しずつ育てることになります。</p>
<p>副業を始めて収入が伸びない人に多いパターンがあります。会社の看板に頼ろうとするケースです。「大手企業の管理職という肩書があれば信用されるはず」という発想で副業を始めると、会社名を出せない個人として動いたときに拠り所を失います。副業市場においては、会社の看板は一切関係ありません。クライアントが評価するのは、目の前の人間が自分の課題を解決してくれるかどうか、ただそれだけです。この現実を直視することが、スキルを磨き直すスタート地点になります。</p>
<p>今から始められることとして、次の3つをお勧めします。まず、自分のスキルを「会社でしか使えないもの」と「社外でも通用するもの」に仕分けしてみることです。次に、厚生労働省の「ポータブルスキル見える化ツール」で自己診断を受け、自覚していない強みを可視化することです。そして、小さな副業案件から始めて、社外の人が対価を払ってくれる理由を体験を通じて確かめていくことです。最初は時給換算が低くても、市場の反応から学べることは多いのです。</p>
<p>副業は、会社という鎧を脱いで自分の実力を試す場でもあります。思ったより稼げなかった、継続依頼がとれなかった、そうした経験は、市場があなたのスキルを正直に評価してくれたフィードバックです。ポータブルスキルを少しずつ積み重ねていくことで、副業の収入は確実に変わっていきます。会社員のまま、社外に通用する力を磨いていく。それが、収入の選択肢を増やすための、最も現実的な第一歩になります。</p>
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    </item>
        <item>
        <title>「老後2,000万円」では足りない時代、40代・50代会社員が持つべき“もう一つの収入源”</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32464/</link>
        <pubDate>Tue, 07 Apr 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[新井 一]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[ビジネス]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32464</guid>
        <description><![CDATA[物価上昇が続く2026年のいま、実質的に必要となる老後資金はさらに膨らんでいると指摘する声が増えています。もはや「2,000万円」という数字は、最低ラインというより出発点に近いのかもしれません。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32464/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
2019年6月、金融庁の金融審議会が「<a href="https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf">高齢社会における資産形成・管理</a>」と題した報告書を出しました。高齢夫婦世帯は毎月約5万円の赤字が続き、老後30年で最大2,000万円が不足するという試算です。当時は社会的に大きな議論を呼びました。物価上昇が続く2026年のいま、実質的に必要となる老後資金はさらに膨らんでいると指摘する声が増えています。もはや「2,000万円」という数字は、最低ラインというより出発点に近いのかもしれません。</p>
<p>では、どう備えるか。多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「投資」でしょう。新NISAの制度拡充もあり、投資への関心は確実に高まっています。しかし投資には元本割れのリスクが伴います。住宅ローンと教育費を抱える40代・50代の会社員にとって、まとまった余剰資金を投資に回す余裕がそもそもないというケースも少なくありません。</p>
<p>Aさん（49歳、製造業勤務）はまさにこの状況でした。年金定期便の見込み額を確認し、退職金の目安を調べ、老後の生活費を試算してみた結果、30年間で1,000万円以上が不足する見込みだとわかりました。しかし毎月の住宅ローンと子どもの学費に追われ、投資に回す原資がありません。「いったいどうすればいいのか」と途方に暮れたそうです。</p>
<p>ここで考えてほしいのが、「収入の柱をもう1本増やす」という発想です。大きな元手を必要とせず、自分の時間とスキルを生かして副収入をつくる方法です。</p>
<p>計算はシンプルです。たとえば40歳から75歳までの35年間、副業で月に5万円を稼ぎ、それを積み立て続けたとしましょう。5万円×12ヵ月×35年で2,100万円。あの「2,000万円問題」をほぼ正面から埋められる数字になります。もちろんこれは単純計算ですが、投資のように元本が減るリスクがないという点で、堅実さでは上回ります。</p>
<p>月5万円は非現実的な目標ではありません。週末に2〜3時間、本業で培ってきた経験を活かす仕事をすることで達成している人は実際にいます。営業職なら提案資料の作成支援やセールスコンサルティング。エンジニアならシステム設計のアドバイス。管理職経験者なら組織運営や人材育成のサポート。会社員として15年、20年と積み上げてきたスキルを必要としている人は、世の中に必ずいます。クラウドソーシングや業界コミュニティを通じて最初の仕事を見つけることは、今の時代、決して難しくありません。</p>
<p>副業には投資にはないもうひとつの利点があります。身につけたスキルや人脈は、定年後にもそのまま使えるということです。投資で得た利益は使えば減りますが、副業で培った「稼ぐ力」は年齢を重ねても資産のように目減りしにくい。年金だけに頼らず、自分の力で収入を得続けられる。この安心感は金額以上に大きいものです。</p>
<p>ただし、早く始めるほど効果は大きくなります。40代から始めれば20年で1,200万円、50代からでは10年で600万円。同じ月5万円でも、スタートが10年遅れるだけで積み立て額は半分以下になります。「もう少し落ち着いたら始めよう」と先延ばしにするほど、選択肢は着実に狭まっていくのです。</p>
<p>最初から月5万円を狙う必要はありません。まずは月1〜2万円の小さな副収入でも、「自分の力で本業以外から稼げた」という経験は、気持ちの余裕をまったく変えます。その成功体験が次の一歩を後押しし、半年、1年と積み重ねるなかで自然と金額は伸びていきます。</p>
<p>老後に備える方法は「貯める」だけではありません。収入の柱をもう1本、小さく立ててみる。それが、住宅ローンと教育費を抱えながらも動ける、2026年の会社員にとって最も現実的な選択肢のひとつではないでしょうか。</p>
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    </item>
        <item>
        <title>50代の転職はなぜ難しいのか　年収ダウンの実態と、後悔しない人が転職前にしていること</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32463/</link>
        <pubDate>Thu, 02 Apr 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[新井 一]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[ビジネス]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32463</guid>
        <description><![CDATA[転職して後悔した人の多くは「転職それ自体」を後悔しているのではなく、「転職しかない」と考え、それを唯一の選択肢として選んだことを後悔しています。そして後悔しなかった人たちには、転職前から共通してやっていたことがあります。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32463/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
Bさん（47歳、金融業勤務）は、2年前に「このまま会社にいても先がない」と感じ、長年温めていた転職を実行しました。年収は前職とほぼ同水準を提示されていましたが、入社後に実際には月数万円分、年収換算で差があることに気づき、職場の雰囲気も想像と大きく異なっていました。「転職して後悔した」と検索したのは、入社からちょうど半年後のことです。転職市場が活況を呈するなか、こうした経験をする人が少なくありません。</p>
<p>転職して後悔した人の多くは「転職それ自体」を後悔しているのではなく、「転職しかない」と考え、それを唯一の選択肢として選んだことを後悔しています。そして後悔しなかった人たちには、転職前から共通してやっていたことがあります。</p>
<p>データを見てみましょう。マイナビ「<a href="https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260323_108572/">転職動向調査2026年版（2025年実績）</a>」によると、2025年の正社員転職率は7.6%と調査開始以来の最高水準に達しました。40代・50代のミドル層の転職も2021年以降一貫して上昇を続けています。しかし年代別に転職後の年収変化を見ると、30代は平均32.4万円の増加である一方、50代だけが唯一4.5万円の減少となっています。転職市場の活況とは裏腹に、50代に限っては転職しても収入が下がる現実が続いているのです（株式会社マイナビ「転職動向調査2026年版」2026年3月発表）。</p>
<p>後悔の中身はどうでしょうか。識学が2022年に転職経験者1,000人に行った調査では、転職後に「後悔・失敗した」と回答した人が59.7%に上ります（<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000029010.html">株式会社識学「転職による幸福度調査」</a>）。後悔の理由で最も多いのは「給与が思ったより低かった」、次いで「組織風土が合わなかった」でした。転職前には「やりがいのある仕事」「成長できる環境」という言葉に期待していたのに、実態との乖離を感じた時点で後悔が始まるのです。</p>
<p>なぜこうした後悔が生まれるのでしょうか？ 最大の理由のひとつが「転職すること」そのものが目的になってしまうことです。「今の職場を辞めたい」という気持ちが先行すると、転職先の研究が不十分なまま決断することになります。特に40代後半から50代になると、役職定年や昇進の頭打ちへの焦りが判断を急がせます。「転職しか選択肢がない」という思考パターンに入ったとき、人は冷静さを失いやすくなるのです。</p>
<p>後悔しなかった人の共通点としては、転職を実行する前に「自分が働く上で何を大切にしているか」を言語化しておいたことが挙げられます。給与の水準なのか、仕事の裁量なのか、職場の雰囲気なのか、成長の機会なのか。この軸が明確であれば、転職先の面接でも本質的な確認ができます。「なんとなく今の職場が嫌」という理由だけで動くのではなく、自分が何を求めているかが整理されていると、後悔のリスクが格段に下がるのです。</p>
<p>「転職か、現状維持か」の2択で悩んでいる方は、まず視野を広げることから始めてみてください。転職エージェントや社外のキャリアコンサルタントに相談して第三者の目を入れること、社内での異動や新プロジェクトへの参加を打診すること、資格取得や学び直しでスキルの幅を広げることなど、手を打てることはたくさんあります。Bさんもその後、まず自分のキャリアの棚卸しをしっかり行い、「あのときはとにかく転職したい一心で、選択肢をひとつしか持っていなかった。焦ってしまった」と気づいたと話しています。</p>
<p>30代後半から50代の会社員にとって、転職は大きなリスクを伴う決断です。だからこそ、転職を“最初の一手”ではなく、“選択肢のひとつ”として捉え、その前に自分自身のことをよく知り、選択肢を整理しておくことが後悔ゼロへの道になります。動く前に準備する。この順番こそが、転職の後悔を防ぐ最大の鍵です。</p>
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        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>「なんとなく大丈夫」がいちばん危ない 年収600万円台会社員の家計防衛術</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32462/</link>
        <pubDate>Fri, 27 Mar 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[新井 一]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[お金・保険]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32462</guid>
        <description><![CDATA[私たちの脳は「今のままで大丈夫」と思いたがるようにできています。これを「現状維持バイアス」と言いますが、このバイアスこそが、家計において最大のリスク要因になっているのです。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32462/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
45歳、年収620万円、子ども2人、住宅ローン残債1,800万円。この条件の会社員Dさんに「10年後の家計のシミュレーション、やったことありますか？」と聞いたところ、「なんとなく大丈夫だと思っている」と答えました。しかし計算してみると、55歳で役職定年により年収が480万円に下がり、教育費のピークと重なって、59歳の時点で貯蓄がほぼゼロになるシナリオが見えてきたのです。</p>
<p>私たちの脳は「今のままで大丈夫」と思いたがるようにできています。これを「現状維持バイアス」と言いますが、このバイアスこそが、家計において最大のリスク要因になっているのです。厄介なのは、本人がリスクを取っている自覚がまったくないことです。</p>
<p>ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの研究によれば、人間は「得すること」より「損すること」を約2〜2.5倍強く感じます。「損失回避バイアス」と呼ばれるこの心理が、私たちを動けなくさせます。たとえば、副業を始めれば収入が増える可能性がある。しかし「うまくいかなかったら時間の無駄になる」という損失への恐怖が、行動にブレーキをかけるのです。</p>
<p>ところが、ここに盲点があります。「何もしない」という選択も、実はリスクを取っていることになります。役職定年、物価上昇、教育費の増大、親の介護。これらは高い確率で起きるにもかかわらず、「まだ先のこと」として脳が処理してしまう。カーネマンが言う「計画錯誤」です。人は将来のことを楽観的に見積もり、必要な備えを先送りにする傾向がある。特に「今は忙しいから」「来年になったら考える」というのが典型的な先送りの言い訳です。</p>
<p>具体的な数字で見てみましょう。日本政策金融公庫の調査や文部科学省のデータを合わせると、子ども1人を私立大学に通わせる場合、学費と仕送りで年間150万円以上かかるケースは珍しくありません。一方、55歳前後で年収が2〜3割下がる企業は大手でも珍しくありません。もしDさんが「何もしない」まま10年過ごした場合、最も支出が増える時期に最も収入が減るという挟み撃ちに遭います。</p>
<p>では、どうすればこのバイアスを乗り越えられるのか。答えは明快です。「小さく始める」こと。人間の脳は大きな変化を嫌いますが、小さな変化には抵抗しにくい。これを「ナッジ」と呼びます。自分自身にナッジをかけるのです。</p>
<p>たとえば、毎月の家計に「将来の自分への投資枠」として1万円だけ設ける。その1万円で副業のための学びを始める。オンラインの講座を1つ受けてみる。週末の2時間だけ、自分の技能を活かせる仕事を試してみる。このレベルの「小さな一歩」であれば、損失回避バイアスが発動しにくいのです。失敗しても失うのは1万円と数時間。得られる知見と自信は、それ以上の価値があります。大事なのは、完璧な計画ではなく、最初の一歩を踏み出すことです。</p>
<p>Dさんはその後、まず家計のシミュレーションを作成し、「何もしなかった場合の10年後」を数字で見ました。そこから月1万円の自己投資を始め、半年後にはオンラインで経理相談の副業を開始しています。脳のバイアスに対抗する最良の方法は、「見たくない現実」を数字で直視することです。</p>
<p>「なんとなく大丈夫」は、実はいちばん危うい状態かもしれません。あなたの10年後は、今日の30分の計算で大きく変わるかもしれません。</p>
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        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>顔面神経麻痺は風邪が引き起こす病気？鍼灸治療で改善可能！？</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32461/</link>
        <pubDate>Thu, 12 Mar 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[清野 充典]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[美容・健康]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32461</guid>
        <description><![CDATA[この時期、「風」に当たって発症する代表的な病状に「顔面神経麻痺」があります。顔面神経麻痺には、中枢性や末梢性の疾患など、様々な病気が考えられますので、顔の動きに異常を感じたら、直ちに専門医の受診が必要です。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32461/jijico_1_870_0.jpg"></p>
<h3>■風に当たると体温低下を招く　3月に薄着は要注意</h3>
<p>2026年2月23日（月）に、春一番が吹きました。2年ぶりの観測です。春一番は、立春（2月4日頃）から春分（3月21日頃）の間に、広い範囲で初めて吹く暖かく（やや）強い南風のことです❶。<br/>
2月・3月は、強い風が吹きます。「風」は体調を左右する外因の一つです。長い時間「風」に当たると、体温低下につながります。体温調節は、肝臓が主たる役割をしていますので、薄着のまま風が吹く公園などに長時間いると肝臓が疲労します。気温の寒暖差が大きい三寒四温の時期は、肝臓の疲労を背景とした体調不良を感じやすい時期です。3月は年度末で、卒業式や送別会が多くなります。飲食の機会が多くなると、肝臓の疲労を助長します。病気を発症しやすい時期でもあります。<br/>
この時期、「風」に当たって発症する代表的な病状に「顔面神経麻痺」があります。顔面神経麻痺には、中枢性や末梢性の疾患など、様々な病気が考えられますので、顔の動きに異常を感じたら、直ちに専門医の受診が必要です。</p>
<p>小学館から発売された清野充典著『<a href="https://amzn.asia/d/0fTdWZFf">知らないうちに寿命を縮める危ない生活習慣24</a>』(2025年11月19日（水）発売)には、肝臓の疲労に対する予防策をたくさん紹介していますので、ご覧戴きたく思います。</p>
<h3>■末梢性顔面神経麻痺発症の原因</h3>
<p>顔面神経麻痺は、中枢性、末梢性、外傷などに分けられます❷。末梢性麻痺は約9割❸です。中枢性麻痺は約1割ですが、脳梗塞や脳出血などの疾患がないか、正しい鑑別が必要です。例えば、脳梗塞の場合一過性に発症しても数時間後に動くようになる場合があります。脳梗塞の改善には4.5時間以内❹の処置が望ましいので、直ちに医療機関を受診する必要があります。顔が動かないとき、そのうち治るだろうと放置せず、真剣に自分のからだと向き合う必要があります。<br/>
ウイルス疾患による末梢性顔面神経麻痺症状には、整体力（健康体を維持する力や病体を生命体へ押し戻す力）向上が必要です。鍼灸治療は病体の調和を推進する治療法です。<br/>
東洋医療を行う場合、東洋医学の病因に対する考え方が、病態分析に役立ちます。<br/>
東洋医学では、病因を外因、内因、不内外因に分類します。</p>
<p>外因　風・寒・暑・湿・燥・火<br/>
内因　喜・怒・憂・思・悲・恐・驚<br/>
不内外因　不適切な日常生活</p>
<p>顔面神経麻痺を発症したときは、外因の要素である「風」の影響が考えられます。東洋医学では、病因の因子を邪気（じゃき）と言います。風因子（かぜいんし）のことは風邪（ふうじゃ）と言います。当院に来院される顔面神経麻痺を発症した患者様の原因を紹介すると、</p>
<p>1．お風呂場で湯船に入っている際窓を開けてうたたねをしたとき　麻痺側に風が当たっていた<br/>
2．オートバイに2人乗りをして後ろに乗っているとき　麻痺側で強い風を受けていた<br/>
3．扇風機の首振り機能を使わず長時間　麻痺側に風を受けていた<br/>
4．高いビルの屋上にいるとき　長時間麻痺側に強い風を受けていた</p>
<p>などがあります。また、精神的な驚きがきっかけで発症する例もあります。</p>
<p>5．お風呂場をのぞかれてびっくりした後発症した<br/>
6．地震でタンスが倒れてきて恐ろしい思いをした後発症した</p>
<p>これらの場合は、内因の要素である「恐」・「驚」の影響が考えられます。<br/>
いずれも、心身の機能低下が背景にあるのではないかと思います。<br/>
「風」に当たると気持ち良いですが、「風」は「邪気」にもなります。「風」という「邪気」が身体に入り込み身体内の調和が崩れた状態を「風邪（かぜ）」と言います。「風邪は万病の元」と言いますので、「風」との付き合いには注意が必要です。</p>
<h3>■顔面神経麻痺は1日でも早く鍼灸治療する必要があります</h3>
<p>顔面の動きが悪いと思ったら、臨床経験上1分1秒でも早い治療の開始を勧めます。日本耳鼻咽頭科頭頚部外科学会では、3日以内での治療開始を推奨しています❺。<br/>
「風」が原因で片側に発症した際は、鍼灸治療で改善する確率が非常に高い病態です。<br/>
45年に及ぶ臨床経験上、服薬をせず鍼灸治療単独で治療した場合、</p>
<p>発症1日目に治療すると、1日で改善<br/>
発症3日目に治療を開始すると、3日で改善<br/>
発症5日目に治療を開始すると、5日で改善<br/>
発症7日目に治療を開始すると、7日で改善<br/>
発症10日目に治療を開始すると、約10日で改善<br/>
発症14日目に治療を開始すると、約14日で改善</p>
<p>する印象があります。2週間以内に鍼灸治療を開始すると、発症してからの日数とほぼ同じ期間で改善しています。発症後1ヶ月程度だと、おおむね同期間で改善しますが、それ以上になるとやや時間を要します。<br/>
改善する確率が高いのは発症後3ヶ月までです。それ以降は、神経細胞自体が変性を来たすと考えられており、改善しない例も少なくありません。3ヶ月を経過すると、治癒までに1年以上要する場合もあります。<br/>
通院が可能な動ける人は、一日でも早い鍼灸治療の開始を勧めます。鍼灸治療は、出張治療も可能ですので、出張を行っている鍼灸師にご相談戴きたく思います。</p>
<h3>■顔面神経麻痺改善に鍼灸治療や瘀血治療は最適です</h3>
<p>顔面神経麻痺は、脳梗塞や脳出血の後遺症として発症する場合があります。また、帯状疱疹を発症後5週間くらい経過した頃に発症する例も、数多くあります。基礎疾患があっても、麻痺が発現したときを1日目と考え、早めに<a href="http://seino-1987.jp/blog/asahi_jijico/12843.html">鍼灸治療（内外科治療）</a>をお試し戴きたく思います。顔面神経麻痺に限らず、橈骨神経麻痺、尺骨神経麻痺、正中神経麻痺や腓骨神経麻痺なども同様です。<br/>
内因による病気には鍼治療、外因による病気には灸治療が有効です。血液巡行や体液代謝の機能低下を伴うときは、「<a href="http://seino-1987.jp/blog/asahi_jijico/12975.html">瘀血治療</a>」が最適です。<br/>
薬物治療（内科治療）や外科手術（外科治療）をした後に顔面神経麻痺を発症した人は、身体の外側から内臓機能に働きかけることが可能な鍼灸治療（内外科治療）が有効ですので、お近くの鍼灸院または鍼灸師が勤務している医療提供施設にご相談ください。<br/>
清野が呼称する養正（ようせい）治療は、日常の適正な生活です。詳しくお知りになりたい人は、清野鍼灸整骨院ホームページ「<a href="http://seino-1987.jp/blog/5901.html">くらしと養生</a>」をご参照願います。<br/>
体調管理や健康増進には、運動法や呼吸法が有効です。ヨガ（YOGA）療法をご希望の人は、<a href="http://seino-1987.jp/yoga">清野メディカルヨーガ</a>もしくはお近くのヨガ教室にご相談戴きたく思います。</p>
<p>2025（令和7）年11月19日（水）に小学館から発売された清野充典著『<a href="https://amzn.asia/d/0fTdWZFf">知らないうちに寿命を縮める危ない生活習慣24</a>』の内容は、JIJICOに掲載された1～70本目のコラムを24に再編集した内容です。この本のために書いたコラムもあります。清野が提唱する「養正治療」の内容が満載です。病気予防に対するコラムも収載されていますので、ぜひご覧戴き、東洋医学に基づく養生法を実践戴きたく思います。</p>
<p>［参考文献］<br/>
<a href="https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/kanto_koshin/TenkouKaisetsuHeinenColumn1_Kanto-Koshin.html">❶季節ごとの平年の天候についてのコラム  「春一番」　気象庁</a><br/>
<a href="https://hosp.juntendo.ac.jp/clinic/department/jibi/disease/target_ear/target_ear04.html">❷「顔面神経麻痺」順天堂大学医学部附属順天堂医院耳鼻咽喉・頭頸科</a><br/>
<a href="https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/guideline/202205/575198.html">❸「顔面神経麻痺」日経メディカル　外来診療クイックリファレンス</a><br/>
<a href="https://www.ncvc.go.jp/hospital/section/scd/cvmedicine/emergency-medicine/">❹「4.5時間を過ぎても、専門的な脳梗塞救急治療が重要です」国立循環器病研究センター</a><br/>
<a href="https://www.jibika.or.jp/owned/contents1.html">❺「顔面神経麻痺ってどんな病気？原因・治療・リハビリまで」意外と知らない身近な耳鼻咽頭科　頭頚部外科</a></p>
]]>
        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>「夕方の足の重さ」は10分歩くだけで変わる──40代から知っておきたいむくみ解消法</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32460/</link>
        <pubDate>Thu, 12 Feb 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[上野 由理]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[美容・健康]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32460</guid>
        <description><![CDATA[夕方になると、足が「重い」。靴が「きつい」。朝とは、明らかに違う。  このとき、「歩いたほうがいいのか」「休んだほうがいいのか」迷う人は少なくありません。  結論から言えば、むくみの9割は「歩くこと」で和らぎます。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32460/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
夕方になると、足が「重い」。靴が「きつい」。朝とは、明らかに違う。</p>
<p>このとき、「歩いたほうがいいのか」「休んだほうがいいのか」迷う人は少なくありません。</p>
<p>結論から言えば、むくみの9割は「歩くこと」で和らぎます。</p>
<p>鍵になるのは、ふくらはぎの筋肉です。</p>
<p>ふくらはぎは、下半身にたまりやすい血液や水分を上へ押し戻す役割を担っています。</p>
<p>筋肉が「縮む」「ゆるむ」。この繰り返しによって、体の中の流れが保たれます。</p>
<p>この働きは、「筋ポンプ」と呼ばれています。</p>
<p>長時間座り続ける。同じ姿勢で立ち続ける。</p>
<p>こうした時間が続くと、筋ポンプは十分に動けません。</p>
<p>その結果、水分が足にとどまり、「むくみ」として感じられます。</p>
<p>では、なぜ歩くと楽になるのか</p>
<p>歩く動作では、足首が自然に動き、ふくらはぎが使われます。</p>
<p>特別な運動をしなくても、筋ポンプが再び働き始めます。</p>
<p>そのため、「たった10分歩いただけで軽くなった」と感じる人が続出します。</p>
<p><b>■今すぐできる3つの動かし方</b></p>
<p>①かかと固定・つま先上げ下げ かかとを床につけたまま、 つま先をゆっくり上下に動かします。 デスクの下でもできる、10回で十分な方法です。</p>
<p>②ゆっくりつま先立ち つま先立ちになり、 ゆっくりとかかとを下ろす。 反動は使いません。</p>
<p>③椅子で膝上げ 椅子に座ったまま、 片脚ずつ膝を上げ下げするだけでも、 流れは変わります。</p>
<p>横になれるときは、足を「心臓より少し高く」します。 5分から10分ほどで、驚くほど軽くなります。</p>
<p>歩き方にコツはいらない</p>
<p>歩くときも、 難しく考える必要はありません。</p>
<p>かかとから足裏全体へ、 体重を移しながら進みます。</p>
<p>「息が切れない程度」の速さで、10分ほど歩くだけで、ふくらはぎは十分に動きます。</p>
<p>むくみやすい日は、予防も重要です。</p>
<p>長時間座る日は、30分から60分に一度、立ち上がって足首を動かします。</p>
<p>靴下のゴムが強すぎると、血液やリンパの戻りを妨げます。「跡が残るもの」は避けます。</p>
<p>水分を控えすぎないことも大切です。体は不足を感じると、「ため込む方向」に傾きます。</p>
<p><b>■こんなむくみは要注意</b></p>
<p>ただし、 注意が必要なむくみもあります。</p>
<p>・片脚だけが急に腫れる<br/>
・押すと痛みが強い<br/>
・熱をもった感じがある</p>
<p>また、息切れや胸の痛みを伴う場合は、今すぐ医療機関を受診してください。</p>
<p>10分の習慣が、体を変える</p>
<p>日常的なむくみの多くは、「動かなかった結果」として起こります。</p>
<p>家の周りを10分歩く。それだけで、足の中の流れは動き始めます。</p>
<p>続けることで、「むくみにくい体質」は、少しずつあなたのものになります。</p>
<p>【参考文献】<br/>
日本循環器学会<br/>
下肢静脈疾患診療ガイドライン</p>
<p>日本静脈学会<br/>
慢性静脈疾患 診療指針</p>
<p>Yamamoto T, et al.<br/>
Effects of calf muscle pump activation on venous return in the lower extremities<br/>
Journal of Physical Therapy Science<br/>
PMID: 25642024</p>
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        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>寒暖差が引き起こすぎっくり腰と体調不良―冬土用に知っておきたい東洋医学の知恵</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32459/</link>
        <pubDate>Wed, 04 Feb 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[清野 充典]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[美容・健康]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32459</guid>
        <description><![CDATA[2025年は観測史上最も暑い夏でした。夏が暑いと冬は寒いと言われています。その言葉通り、2026年1月21日（水）から大寒波が日本列島を襲っています。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32459/jijico_1_870_0.jpg"></p>
<h3>■土用（季節の変わり目）は気温の寒暖差が激しい時期　病気対策に冬土用の過ごし方は大切</h3>
<p>2025年は観測史上最も暑い夏でした。夏が暑いと冬は寒いと言われています。その言葉通り、2026年1月21日（水）から大寒波が日本列島を襲っています。<br/>
東洋思想では、季節の変わり目を土用（どよう）と言います。土用は、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことです。年4回ある土用は、それぞれ、春土用、夏土用、秋土用、冬土用と呼ばれます。<br/>
2026（令和8）年の暦で言うと</p>
<p>冬土用は　立春（2月4日）の前18日間（1月16日～2月3日）<br/>
春土用は　立夏（5月5日）の前18日間（4月17日～5月4日）<br/>
夏土用は　立秋（8月7日）の前18日間（7月20日～8月6日）<br/>
秋土用は　立冬（11月7日）の前18日間（10月20日～11月6日）</p>
<p>になります。東洋医学では、春は肝臓、夏は心臓、秋は肺臓、冬は腎臓が旺盛に働きます。土用の時期は脾臓が働くと考えられています。見方を変えると、これらの臓器に負担がかかり、不摂生をするとその臓器機能が低下しやすい時期とも言えます。<br/>
大寒波が来はじめた1月21日（水）は、冬土用の時期です。その前の週あたりから寒さが厳しくなってきましたので、体調を崩し始めた人がたくさん来院されています。一番大切な対策は、寒さ対策です。<br/>
2025年11月19日（水）発売の『<a href="https://amzn.asia/d/0fTdWZFf">知らないうちに寿命を縮める危ない生活習慣24</a>』(清野充典著・小学館) には、土用の時期の過ごし方や寒さに対する予防策をたくさん紹介していますので、ご覧戴きたく思います。</p>
<h3>■冬土用に現れる症状はぎっくり腰？</h3>
<p>冬土用の時期は、気温がどんどん低くなります。東北・北海道や北陸は、雪に覆われます。2026年1月24日（土）から25日（日）にはアメリカにも大寒波が訪れ、トランプ大統領が大寒波の影響で24州（2026年1月26日（月）午後12時半時点）に緊急事態宣言を出しました。ニューヨーク州の一部ではマイナス45℃を記録しています。急激な気温の低下にからだが順応しない場合、様々な症状が出てきます。</p>
<p>1．ぎっくり腰になる<br/>
2．手足が冷たくなる<br/>
3．首の後ろが重くなる<br/>
4．夜間に脚がつる<br/>
5．夜間尿が増える<br/>
6．朝血圧が高くなる<br/>
7．筋肉や関節が痛くなる<br/>
8．集中力を欠く<br/>
9．からだが思うように動かなくなる</p>
<p>この時期、東洋医学では脾蔵の働きが弱い人は、どことなく調子が悪く、胃腸の調子も悪く、下痢をよくする人が多くなると考えます。また、あちこちの筋肉に痛みを感じることが多くなります。検査をしても異常が見られず、飲む薬もないという人が多くなります。いずれも、寒さに負けているような人です。<br/>
土用の時期は、外での作業や運動を長時間すると、身体に堪（こた）えるという人も多いと思います。雪が多い地域は、毎日何度も雪かきが必要です。私は青森市出身です。一日雪かきをしないと玄関から出られなくなるような雪の多い場所に住んでいました。2026年は各地で大雪です。雪かきの大変さが良くわかるだけに、多くの人が身体に疲労を感じているだろうと推測します。<br/>
雪の降らない地域では、外に出て散歩や運動を楽しんでいることと思いますが、外気温が氷点下になる時は、あえて外に出て運動することは控えた方が良いと思います。特に、上記2～9の状態にある人は、症状を助長しますので、気温が上がる時間帯に変更した方が良いと思います。<br/>
冬土用の時期は、東洋医学で考える脾蔵の働きが正常で、肝臓・腎臓・心臓が丈夫な人は胃の働きが活発になります。寒いと体温を維持するために食欲が旺盛になります。痩せ気味の人は、脂肪を蓄えると寒さ対策になります。一方、太り気味の人は、食べ過ぎる傾向にあります。<br/>
冬土用は12月の忘年会、年越しやお正月、1月の新年会を挟んだ後の1月16日から2月3日です。お正月にゆっくり休みやや体重が増加した人が、元に戻らないまま食べ過ぎると体重増加につながり、1～9の症状を誘発する要因にもなります。<br/>
食べる量に気を配り、からだを冷やす果物の取り過ぎにも意識を向けることが大切です。食べ過ぎると腎臓の機能が低下します。</p>
<p>より詳しい情報は、JIJICO内にある以下のコラムをご参照ください。<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32336/">気温が急変する11月は体調をくずしやすい季節　寒さによる腎臓の機能低下を防ぐには？</a>」<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32349/">寒いところにいると夜間の尿が増える！？　2月に多い夜間頻尿の予防策はあるのか！</a>」</p>
<h3>■体温維持に負担のかからない室温は24℃～28℃</h3>
<p>寒さに対応できる身体を作るためには、寒い環境に身を置かないことが大切です。1月は、小寒（しょうかん・1月5日）、大寒（だいかん・1月20日）という季語があるように、寒い時期です。<br/>
北海道や青森など寒い地域では、暖かい部屋で冬を過ごします。しかしながら、全国的に見ると、18℃以下で生活している地域が多数を占めています。室温が18℃を下回る寒い環境で暮らしていても、「寒さを認識できていない」「寒くない」「むしろ心地よい」と感じている人が多いという結果が出ています。<br/>
部屋別でみると、平均室温は、</p>
<p>居間17．7℃<br/>
寝室13．1℃<br/>
脱衣所14．5℃</p>
<p>となっており、このうち、居間で3割、寝室で6割、脱衣所で1割の人が寒さを感じていないようです。<br/>
いつも寒い部屋にいると、寒いと思わなくなります。</p>
<p>【寒さに対応できていない人の5つのサイン】<br/>
（1）夜中にお手洗いで目覚める<br/>
（2）明け方足がつるようになる<br/>
（3）耳鳴りがする<br/>
（4）あまり食べられなくなる<br/>
（5）後頭部が重くなる</p>
<p>上記症状がある人は、寒さに対応できていない人です。<br/>
「感覚的な寒さはあてにならず、室温を図って把握することが大切」です。エアコンの温度設定はあてになりません。住居環境で室温は変わりますので、床上から1メートルくらいの室温が何度かを気にする必要があります。<br/>
健康を維持するためには、以下の室温が目安です。</p>
<p>安静時　　26℃～28℃　（居間でリラックスしているとき）<br/>
食事時　　22℃～25℃　（食堂で飲食しているとき）<br/>
活動時　　19℃～21℃　（家事、育児や作業をしているとき）<br/>
就寝時　　18℃　（寝室で就寝するとき）</p>
<p>寒さは、サイレントキラーになりますので、室温が18℃を下回ったら暖房することが大切です。<br/>
寒さ対策にご興味がある人は、JIJICO内にあるコラム「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32310/">18℃未満の室温で生活すると危険！？寒い部屋は死亡率が増加！！</a>」をご参照願います。</p>
<h3>■冬土用は低体温防止対策をすることが大切</h3>
<p>大寒波が続く日本では、2026年1月21日（水）から26日（月）までに新潟県内で6人死亡したと報じています。新潟県では今季の雪による影響で64人（1月26日（月）午後3時の時点）の死傷者が出たとのことです。2026年1月24日（土）から25日（日）にアメリカで発生した大寒波でも、アメリカ国内で少なくとも45人（1月28日（水）午前9時の時点）が死亡したと報告されています。これらの情報は、刻々と更新されています。<br/>
低体温になると</p>
<p>1）震えが止まらなくなる<br/>
2）動作が緩慢になる<br/>
3）思考能力が低下する<br/>
4）反応が鈍くなる<br/>
5）身体が冷たくなる</p>
<p>等の症状が出ます。低体温症状は、日常感じている状態ともいえますので、自分の体温が低下していることに気づかない人もいます。北向きの部屋で就寝していると低体温になりやすいので、対策が必要です。<br/>
寒い部屋で寝ていると、体が弱っている人は、以下のように感じるようです。</p>
<p>16℃～15℃　呼吸が少し苦しい<br/>
14℃～13℃　鼻から吸う空気を冷たく感じる<br/>
12℃～11℃　鼻から吸う空気を痛く感じる<br/>
10℃～9℃　 鼻が詰まり始める<br/>
8℃～7℃　 鼻水が出始める<br/>
6℃～5℃　 呼吸がつらい　<br/>
4℃以下　　 寒くて目が覚める　</p>
<p>冬土用の時期に現れる1～9の症状や低体温症状1）～5）がある人は、18℃を下回らない寝室でお休みになることも、重要な対策の一つです。</p>
<p>寒さに対する詳しい情報をご希望の人は、JIJICO内にあるコラムをご覧戴きたく思います。<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32345/">1月は低体温に注意！心筋梗塞を誘発する低体温症を防ぐにはどうしたら良いのか！？</a>」<br/>
「<a href="https://mbp-japan.com/jijico/articles/32299/">北向きの部屋にいると病気になりやすい？日当たりの確保が病気回復には大切！？</a>」</p>
<h3>■冬土用の時期に現れる体調不良に鍼灸治療や瘀血治療は最適です</h3>
<p>血圧が低下または上昇すると、生命維持に必要な脳、心臓や腎臓などへの血流を優先的に確保するため、自動的に体内で調整が行われます。❶　血圧の異常が長期に及ぶと内臓や脳に障害が及びますので、手足が冷たいときや思考能力が低下しているときは、寒さ対策が必須です。<br/>
冬土用の時期に適切な対策を講じることが出来ず、気温の寒暖差による体調不良でお悩みの人は、是非鍼灸治療（内外科治療）をお試し戴きたく思います。からだが冷えている人には、お灸治療が最適です。冷え性でお悩みの人には、最善の治療法です。薬物治療（内科治療）や外科手術（外科治療）をした後に体調不良を感じている人は、身体の外側から内臓機能に働きかけることが可能な鍼灸治療（内外科治療）が有効ですので、お近くの鍼灸院または鍼灸師が勤務している医療提供施設にご相談ください。<br/>
清野が呼称する養正（ようせい）治療は、日常の適正な生活です。詳しくお知りになりたい人は、清野鍼灸整骨院ホームページ「<a href="http://seino-1987.jp/blog/5901.html">くらしと養生</a>」をご参照願います。<br/>
体調管理や健康増進には、運動法や呼吸法が有効です。ヨガ（YOGA）療法をご希望の人は、<a href="http://seino-1987.jp/yoga">清野メディカルヨーガ</a>もしくはお近くのヨガ教室にご相談戴きたく思います。</p>
<p>2025（令和7）年11月19日（水）に小学館から発売された清野充典著『<a href="https://amzn.asia/d/0fTdWZFf">知らないうちに寿命を縮める危ない生活習慣24</a>』の内容は、JIJICOに掲載された1～70本目のコラムを24に再編集した内容です。この本のために書いたコラムもあります。清野が提唱する「養正治療」の内容が満載です。寒さに対するコラムも収載されていますので、ぜひご覧戴き、東洋医学に基づく養生法を実践戴きたく思います。</p>
<p>［参考文献］<br/>
<a href="https://note.com/sakai615/n/n6811fff8dfb2">❶血圧と臓器への灌流調整の仕組み｜Yusuke</a></p>
]]>
        </content:encoded>
    </item>
        <item>
        <title>老眼がつらい日は「目」より先に──《歩き》と姿勢で整える視界</title>
        <link>https://mbp-japan.com/jijico/articles/32458/</link>
        <pubDate>Wed, 04 Feb 2026 22:30:00 +0000</pubDate>
                <dc:creator><![CDATA[上野 由理]]></dc:creator>
                <category><![CDATA[美容・健康]]></category>                        
        <guid isPermaLink="false">32458</guid>
        <description><![CDATA[50代、60代になると、体の変化を感じる場面が増えます。 その中でも多いのが「目」です。 「最近、文字が読みづらい」 「夕方になると急に見えなくなる」 「老眼鏡をかけても楽にならない」 こうした声は、珍しくありません。]]></description>
        <content:encoded>
        <![CDATA[<p><img src="https://mbp-japan.com/elements/jijicos/cache/32458/jijico_1_870_0.jpg"><br/>
老眼が気になり始めたら──まず《歩き》と「姿勢」を見直してみてください。<br/>
50代、60代になると、体の変化を感じる場面が増えます。<br/>
その中でも多いのが「目」です。<br/>
「最近、文字が読みづらい」<br/>
「夕方になると急に見えなくなる」<br/>
「老眼鏡をかけても楽にならない」<br/>
こうした声は、珍しくありません。<br/>
老眼は、加齢によって水晶体の弾力が低下する生理的な変化です。<br/>
この点は事実です。<br/>
《歩き》で水晶体そのものが若返るわけではありません。<br/>
ただし、ここで一つ整理しておきたいことがあります。<br/>
多くの人が困っているのは、<br/>
「老眼という現象」そのものではありません。<br/>
老眼によって生活が不便になることです。<br/>
新聞が読みづらい。<br/>
本を開くのが億劫になる。<br/>
目が疲れて集中できない。<br/>
この「不便さ」は、老眼だけで説明できない場合があります。<br/>
ここで大事な話があります。<br/>
人は、緊張していると近くも見えにくくなります。<br/>
近くを見るとき、目の中では毛様体筋が働きます。<br/>
この動きは、自律神経のうち、副交感神経が関わっています。<br/>
ところが、<br/>
仕事に追われる。<br/>
時間に余裕がない。<br/>
肩や首に力が入っている。<br/>
こうした状態が続くと、交感神経が優位になります。<br/>
すると、<br/>
「ピントを寄せる」<br/>
「元に戻す」<br/>
この切り替えが鈍くなります。<br/>
このとき起きているのは、<br/>
老眼が急に進んだことではありません。<br/>
緊張によって、本来できていた調節が出にくくなっている状態です。<br/>
だから、<br/>
「今日は特に近くがつらい」<br/>
「夕方になると急に読めない」<br/>
という日が出てきます。<br/>
さらに、緊張は目の潤いにも影響します。<br/>
涙の分泌も自律神経の影響を受けているからです。<br/>
目が乾くと、像が安定しません。<br/>
文字がにじみます。<br/>
老眼鏡をかけても疲れやすくなります。<br/>
老眼に、<br/>
眼精疲労やドライアイが重なると、<br/>
不便さは一段と強くなります。<br/>
ここで、もう一つ重要な要素があります。<br/>
それが「姿勢」です。<br/>
前かがみ。<br/>
頭が前に出た姿勢。<br/>
肩をすくめたままの姿勢。<br/>
この姿勢は、首や肩を常に緊張させます。<br/>
呼吸が浅くなります。<br/>
自律神経の切り替えも起きにくくなります。<br/>
結果として、<br/>
ピント調節。<br/>
目の潤い。<br/>
視覚の処理。<br/>
これらが同時に不利になります。<br/>
目が壊れているわけではありません。<br/>
それでも「見えるが疲れる」ことが起きます。<br/>
では、ここでなぜ《歩き》が出てくるのでしょうか。<br/>
歩行は、<br/>
体を前に運ぶ動作です。<br/>
同時に、体を立て直す動作でもあります。<br/>
歩くと、<br/>
頭が体の真上に戻りやすくなります。<br/>
胸が開きます。<br/>
呼吸が深くなります。<br/>
視線が足元だけに固定されません。<br/>
《歩き》は、<br/>
緊張をほどきます。<br/>
姿勢を整えます。<br/>
自律神経の切り替えを助けます。<br/>
実際、生活習慣への介入によって、<br/>
眼精疲労や見えづらさといった<br/>
「目の自覚症状」が軽減したという報告もあります。<br/>
その中には、身体活動量の増加が含まれていました。<br/>
水晶体が若返ったわけではありません。<br/>
それでも、<br/>
見えづらさの体感が軽くなる余地はあります。<br/>
ここが大切なポイントです。<br/>
はっきりさせておきます。<br/>
《歩き》は老眼を治すものではありません。<br/>
ただし、<br/>
老眼に重なっている緊張や疲労を下ろし、<br/>
老眼がつらくなりすぎない体を整えることはできます。<br/>
若返りとは、年齢を戻すことではありません。<br/>
夕方でも文字が追える。<br/>
本を読むのが苦にならない。<br/>
そうした小さな快適さを取り戻すことです。<br/>
やることは難しくありません。<br/>
「スマートフォンを見ずに」歩きます。<br/>
「遠くを見て」歩きます。<br/>
「肩の力を抜いて」歩きます。<br/>
それだけで、<br/>
目にとって不利な条件が一つずつ外れていきます。<br/>
老眼は、体からのサインです。<br/>
同時に、体の使い方を整える合図でもあります。<br/>
《歩き》と「姿勢」を味方につけることで、<br/>
50代、60代からの毎日は、<br/>
もう少し穏やかで、軽やかになります。</p>
<p>［参考文献］<br/>
【1】『gilmartin b.』「眼の調節機能における自律神経の関与」《ophthalmic & physiological optics》2004年（pubmed id：15534754）<br/>
目のピント調節（毛様体筋の働き）が、自律神経、とくに副交感神経の支配を受けていることを整理した総説論文。<br/>
緊張状態や交感神経優位の状態で、近くを見る力が低下しやすくなる生理学的背景を示している。</p>
<p>【2】『stapleton f, ほか』「tfos dews ii ドライアイ疫学報告」《the ocular surface》2017年（pubmed id：26886135）<br/>
ドライアイの有病率、危険因子、背景要因を包括的にまとめた国際的報告。<br/>
ストレス、自律神経、加齢、生活習慣と眼表面環境との関係を示し、<br/>
緊張状態で見えづらさが増す要因を説明する根拠となる。</p>
<p>【3】『kawashima m, ほか』「生活習慣介入とオフィスワーカーの眼症状改善との関連」《journal of occupational health》2018年（pubmed id：29618677）（doi：10.1539/joh.2017-0191-oa）<br/>
生活習慣への介入により、眼精疲労や見えづらさなどの眼の自覚症状が有意に改善したことを示した研究。<br/>
介入内容には身体活動量の増加が含まれており、<br/>
歩行などの活動が「老眼のつらさ」に影響しうることを示す間接的エビデンス。</p>
<p>【4】『lee jh, ほか』「前方頭位姿勢が視覚疲労および視覚的不快感に及ぼす影響」《journal of physical therapy science》2015年（pubmed id：25992291）<br/>
頭が前に突き出た姿勢（前方頭位）と、眼精疲労・視覚的不快感との関連を検討した研究。<br/>
姿勢の崩れが「見えるが疲れる」「集中しづらい」といった症状につながることを示している。</p>
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