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認知症を考える(2)

髙橋一久

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テーマ:認知症の種類と進行

一般に認知症と言われている症状には、症状別に4つのタイプがある。


   名称                特徴                 発症比率

アルツハイマー型       海馬の萎縮によって物忘れが進む。        50%~70%
               徘徊やゴミ屋敷状態になる。

 レビー小体型        几帳面な人がなり易い。
               幻視、歩行障害、大声で寝言など。         20%位
  
  脳血管症         脳梗塞などで発症。判断能力あり。
               言語障害、意欲低下など。             15%位

  前頭側頭型         興奮しやすく、衝動的。
               別名:ピック病ともいう。              5%位


以上のように、日本での認知症の多くはアルツハイマー型認知症が最も多いとの結果になっている。


 参考資料  認知症判定チェックリスト10

 家族にこんな異変を感じたら

① 家の中と敷地内がゴミ屋敷になっている
② 同じものを異常にたくさん買い集めている
③ 夏なのに冬物を着ている
④ 同じことを1日何度も尋ねる
⑤ 家の近所で道に迷う
⑥ ゴルフ場で自分の打数を数えられない
⑦ 簡単な計算を間違える
⑧ お金の管理がずさんになる
⑨ 化粧や身だしなみに気を使わなくなる
⑩ 料理の味がまずくなる

以上で1つ該当・・・・・・軽度認知障害の可能性
   2つ以上・・・・・・専門医に相談

あくまでも目安ですが、早めの対応で軽度認知障害の約半数の人たちが正常範囲に戻っているとのこと。(2019年厚労省資料)

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専門家

髙橋一久(高齢者サポート)

一般社団法人 シニア・総合・サポート(監事設置法人)

高齢社会での認知症対策と核家族化での各種支援サポート。金銭・財産管理、相続対策、死後の各種行政手続き・生命保険・葬儀・埋葬他関連業務の代行全般をワンストップで委任を受けることが可能。

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