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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし) / 販売職

株式会社 織絵屋

コラム

盛岡市 きもの 裏表のないきものとは

2021年10月28日

コラムカテゴリ:趣味

 裏表のない人っていいですよね。側にいるだけでうれしくなります。私も出来るだけそういう人になりたいと思っています。

 一般的な染のきものは、裏表がはっきりしており、一般の人が見ても区別がつくはずです。

 染のきものは生糸で織った白生地の表側に文様を染めるので、表裏を比べれば区別がつきます。
 下画像は染小紋



 例外として無地の場合は光沢に違いがあり、また、ロウケツ染の小紋などは色が違いますので、好きな方を表になるように仕立てれば良いでしょう。
 
 一方、お召や紬など織のきものは裏表の区別がありません。

 これらは糸を染めてから織るので、基本的には裏表、どちらで仕立てても問題ありません。

 お召の場合は、織り方による違いはありますが、裏と表の文様が反転していますので、好きな方を表にすることができます。
 下画像はお召し(真珠織)



 大島や結城紬などの紬は糸を染めてから平織りで織りますので、色も文様も全く同じになり、裏表のないきものになります。
 下画像は紬(紅花紬)



 裏表がありませんから、普段着のきものとして惜しみなく着て、洗っても汚れが残ったり、色がさめてしまったら、一度洗い張りをしてから裏側で仕立てれば新品みたいになります。

 木綿織物の着物も同じです。

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松山和年(株式会社 織絵屋)

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