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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし) / 販売職

株式会社 織絵屋

コラム

盛岡市 きもの 日本人の心を表現するボカシ染め訪問着

2021年8月27日 公開 / 2021年9月1日更新

コラムカテゴリ:趣味

 縄文時代にさかのぼる日本人の原点は「和」だといわれます。

 「日本仏教の開祖」と言われる聖徳太子も十七条の憲法で仏教、天皇よりも「和」を大切にするようにと、第一条に制定しています。

 古来、日本人は「和」を大切にするために「あいまい」という精神を美徳としてきました。

 「話をぼかす」という表現がありますが、物事を白か黒かはっきりさせないで、思いやりを持ってやんわりと伝えることです。

 染色法の「ボカシ染め」は、1200年ほど前の平安時代に生まれた「あさぼらけ」のような様子を表現する染め方です。

 染めるときに、糊などで境を作らず、色のにじんだような「あいまい」な感じを利用します。

 単色、または複数の色を使い、濃淡のある美しい調和を表現します。

ボカシ訪問着

 ぼかし染めの染め際を見てみると、その境界線がどこにあるか分からないはずです。

 日本人の心を表現するぼかし染めのきものは、「あいまい」であり、見る人によって「流れる雲や霞」に見えたり、また、「打ち寄せる波」や「遠くの山並み」を表現しているようにも見えます。

 季節に合わない柄のきものはNGのお茶席では最上であると言われるときもあります。

 コーディネートがしやすいのも魅力的ですね。

 本物の友禅染に興味がある方は、お気軽にご来店、またはお問い合わせ下さい。
ライン公式アカウントなら、ニックネームでも気軽に聞けます。

当店のホームページはhttp://www.orieya.com

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松山和年(株式会社 織絵屋)

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