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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし) / 販売職

株式会社 織絵屋

コラム

きものの基は桑の葉!?

2020年1月30日 公開 / 2020年2月4日更新

コラムカテゴリ:美容・健康

様々な化学繊維が作られる現代においても、なお、繊維の頂点は「絹」と言われています。

絹を生み出す蚕は、中国で数千年前から飼われ始めました。日本には他国より早く養蚕技術が伝わり、古より養蚕が行われていました。



蚕はどんなにお腹が空いていても、桑の葉しか食べません。また、かなりデリケートで、雨に濡れた桑の葉を食べるだけで中毒死するほどです。

蚕の皮膚は少し硬く、自分の体の容量いっぱいに成長すると脱皮します。これを「眠」と言います。通常は四回脱皮し、四眠蚕と呼ばれます。

四回脱皮した蚕は、集中豪雨のような音を立て、ものすごい勢いで桑の葉を食べ尽くします。

やがて、飴色か黄金色の熟蚕になると、頭部を8の字に振りながら糸を吐き、美しい楕円形の繭を作り上げます。

一粒の繭で、糸の長さが1200m~1500mもあります。繭糸を7本から9本撚って、一本の絹糸になります。

絹糸を使って織られた白絹を染めたものが振袖や訪問着、小紋などの後染めの着物。絹糸を染めてから織り上がったものがお召や紬などの先染めの着物です。

ということは、着物の基は桑の葉ということになりますかね。実際、桑茶は体にかなり良いそうです。

桑の葉には、血糖値抑制効果、ダイエット効果、アンチエイジング効果など、様々な効果が報告されています。
特に、血糖値を抑制する成分『DNJ」は、桑の葉からしか発見されていません。

桑の葉を、成分を壊さないようにかけ、ゆっくりと20時間もかけ、ゆっくりと抹茶のようなパウダー状にした「桑の抹茶」を、当店では扱っています。
興味のある方は、ご来店、またはお問い合わせ下さい。

当店のホームページはhttp://www.orieya.com/

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松山和年

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松山和年(株式会社 織絵屋)

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