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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

様々な小紋のT・P・O

2019年3月9日

 小紋とは、本来、江戸小紋のことを指しますが、現代では、同じ文様(柄模様)が連続して染められた着物のことを言います。

 小紋は、『着物は小紋に始まり小紋に終わる』と言われるように多くの種類があります。今回は、代表的な小紋のTPOについて述べます。

 小紋の中で、最も格式が高いのは武士の裃に由来する江戸小紋です。

 その中でも、鮫小紋、角通し小紋、行儀小紋は、格が高く、小紋三役と呼ばれます。背紋を1つ入れれば、結婚式の披露宴からお茶席、入学卒業式に、また略喪服としても着られます。

 江戸小紋でなくても無地調に見える小紋は袋帯を合わせてフォーマルとして着用できます。

 次に、飛び柄と呼ばれる、大きめの文様(柄模様)が飛び飛びに染められた小紋は、小袖調になりますので、披露パーティーや入学卒業式、お茶席にふさわしい着物といえます。

 更紗や藍染めなど、比較的文様(柄模様)が詰まった小紋はカジュアルな着物になります。踊りやお茶のお稽古着として、また食事会や観劇、旅行など、肩肘張らずに気軽に着用したいときに重宝する着物です。

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