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  1. 一年で最も寒さが厳しい寒の内だからこそ染め色が美しい!寒染め
松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

一年で最も寒さが厳しい寒の内だからこそ染め色が美しい!寒染め

2018年12月20日 公開 / 2019年1月7日更新

1月は寒さが厳しくなってきますが、この時期は着物を染めるに最適の時期なのをご存知ですか?

あなたは白生地から、お好みの色や柄模様の着物をお誂え染めしてもらったことがありますか?

着物が最高のあこがれの品だった昔。一年目に、白生地を買い求め、二年目に、お誂え染めしてもらい、三年目に、裏地や合わせる長襦袢を買い求め、また、仕立てをお願いしました。そして、四年目に、合わせる帯を買い求めるというように、三年から五年をかけて、ゆっくりと着物を一揃えしていたようです。

お誂え染めは、たくさんの見本帳を見て、自分の好みの色や寸法に合わせて染めてもらえるのが魅力です。また、様々なオプションが可能です。

お誂え染めを頼む季節は、寒の入り(小寒)の1月6日から寒の明け(立春)の2月4日までの寒の内に染めてもらうのが最適です。この時期は水が冷たく、また空気が乾燥しているので、美しく冴えた色に染め上がります。

特に、色無地や喪服(黒紋付)は最高の染め上がりが期待できます。

何かとせわしい現代社会です。先人を見習って、お誂え染めというスローライフな着物生活を楽しんでみませんか?

◎もし、まだ染めていない白生地をお持ちでしたら、この記事を読んだ機会に、お誂えの寒染めを頼んでみましょう。白生地は古くなると黄ばんでしまいますので、早目に染めることをおすすめします。


当店のホームページはhttp://www.orieya.com/

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松山和年

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松山和年(株式会社 織絵屋)

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