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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

しなやかで締め心地の良い袋帯・『本袋帯』とは

2017年11月22日 / 2018年8月24日更新

 こんにちは、織絵屋の松山です。

 袋帯とはフォーマルの着物に締める帯で、おしゃれ着用の名古屋帯より長くて、二重太鼓を締められる帯のことです。

 一般的な袋帯は柄模様のある表地と柄模様のない裏地を縫い合わせていますので、帯の両耳が厚くなっております。それをカバーするために起毛した帯芯を入れて仕立てる必要があります。



 『本袋帯』と呼ばれる帯は、表地と裏地が一枚の筒状になって織られています。織り方は、機に表地と裏地の経糸(たていと)を上下の二重に整経し、緯糸(よこいと)が表から裏へ、裏から表へとらせん状に回転しながら織られていきます。

 本袋帯を織るとき、柄模様は筒状の内側に出るので、織り上がってからひっくり返してみるまで、織り上がりの状態がわかりません。ですから、本袋帯の織り人には高度な熟練の技術が必要なのです。

 本袋帯の特長は、表地と裏地が同生地の筒状ですので、帯の両耳がフラットですっきりしており、着姿が美しいです。また、帯芯を入れる必要が無いので、より軽くてしなやかな締め心地になります。


◎本袋帯に興味のある方はお気軽のご来店下さい。
または、こちらからお問い合わせ下さい。
  

当店のホームページはhttp://www.orieya.com

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