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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

竹を使った西陣のきもの・帯『竹姫』

2017年9月21日 / 2018年8月24日更新

 こんにちは、織絵屋の松山です。

 今回は、京都西陣の「三代目・源一坊」の竹姫開発物語です。

西陣織メーカー・源一坊の三代目を若くして継いだ直人氏は、他社にないモノづくりを模索していた。
 源一坊 http://www.genichibo.co.jp/
ちょうど、21世紀に入り、竹の有用性が見直され、研究されていました。2001年、日本食品分析センターの抗菌テストでは4万個のMRSA(院内感染菌)が、竹の抗菌力ですべて死滅したそうである。

直人氏は、この竹を使った織物を作ることを思い立ったそうである。経糸、緯糸には天然素材の絹糸を竹酢液で染め上げたもの、模様部分には竹繊維のバンブー糸を使った着物、帯を創作しようとしたのです。

しかし、簡単ではなかったようです。糸の収縮率も違います。また、色の発色も違います。数々の失敗を重ね、やっと完成させ、「竹姫」と名付けました。

古来より、日本人がそのパワーを知り、おにぎりを包む竹皮、竹箸、竹ざるなどに利用してきた竹は、平成の時代に、三代目・源一坊によって着物や帯にも利用されるようになったのです。

着物や帯は頻繁に洗濯できないものだから、抗菌性、消臭性、放湿性、通気性に優れた竹繊維を使った着物、帯を選ぶというのも一理ありますね。

◎竹繊維を使った着物や帯にご興味のある方は、ご来店下さい。
2018年9月1日(土)~3日(月)、三代目源一坊を招いて、当店で作品展を開催します。
または、こちらからお問い合わせ下さい。
  

当店のホームページはhttp://www.orieya.com

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