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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

『松』の文様にはこんな意味が込められています。

着物の文様(柄模様)

2017年2月8日 / 2018年1月27日更新

 以前、このコラムで、『松竹梅文様』には、「二人の間に元気な赤ちゃんが生まれるのを待っています。」といメッセージが込められていますということを述べました。
松竹梅文様
今回は、その中の「松」の文様ついて述べます。



 松は古代中国では、風雪に耐え、厳寒や酷暑にも常緑を保つことから節操が高いことを意味しました。また、神通力のある仙人は松の木を住家として、松の実を食すという仙人思想と結びつき、松は長寿延命の印とされました。
ちなみに、松よいう文字の「公」は男性・父親を意味します。

 日本でも、古くより、松はどんなに瘦せた土地、また岩の割れ目でさえ、永く芽吹く日を待ち続け、やがて芽を出し生長する生命力の強さ、千年もの寿命があり、四季を通して葉の色が変わらないことから「常盤木(ときわぎ)」と呼ばれ、縁起の良い木として吉祥のシンボルにされてきました。

 松の文様には様々な種類があります。

 松の木、そのものの文様には、若松(若々しい生命力があふれるという意味)、老松(姿が雄々しくも美しく、長寿を意味する)、根付きの松(年神を迎える門松のルーツ)などがあります。

 松皮菱文様は、剥いだ松の皮を図案化したもので、厄除けの意味があります。

 松葉文様は、松の葉が他の木の葉と異なり、二枚の葉が基でつながり、落ちても離れないことから、あの世までも一緒にいるという永遠の愛、結びつきを表します。
竹文様
梅文様

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