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松山和年

日本の着物文化を現代に伝える着物のプロ

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

コラム

日本三大織物は『大島』『結城紬」、そして単衣の「本塩沢」です。

3大織物 大島 結城 塩沢

2015年1月24日 / 2018年8月25日更新

 こんにちは、織絵屋の松山です。

 今回は、着物好きがあこがれる『大島』『結城紬』と並んで三大織物に数えらる『本塩沢』について述べます。

 本塩沢は、積雪が3mを超える時もある新潟県南魚沼地方で織られている織物の一つです。この地方では越後上布や塩沢紬なども織られています。

 越後上布は1200年前から織られていました。そして、およそ320年前に、緯糸に強い撚りをかけて織り上げ、最後に湯もみして凹凸のシボを出す越後縮・小千谷縮が考案されました。しかし、これらはすべて苧麻の糸を使った麻織物です。

 江戸後期に、この縮技術を応用して、生糸使いの織物が織られるようになりました。これが本塩沢です。


 本塩沢は、真綿の紡ぎ糸を使う塩沢紬と違い、生糸の強撚糸を使って織り上げます。ですから、分類的には『お召』になり、別名『塩沢お召』と呼ばれます。
 
 本塩沢は、他の織物に比べ、織キズなどの難が出やすい、とても繊細でデリケートな織物なのです。

 『大島』は軽さと裾さばきの良さが最高です。『結城紬』は経糸、緯糸とも真綿糸ですので、温かく、丈夫です。そして、『本塩沢』は凹凸のシボがあるために、肌にべたつかず、サラリとした着心地で、また、着くずれしにくく、通気性が良いので単衣に最適の織物です。

参考コラム

大島紬http://mbp-iwate.com/orieya/column/283/
春大島 秋結城http://mbp-iwate.com/orieya/column/142/
本塩沢が単衣に適している理由とは?http://mbp-iwate.com/orieya/column/426/
◎本塩沢にご興味のある方はお気軽にご来店下さい。
 または、こちらからお問い合わせ下さい。

見出し:当店のHPは

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