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佐藤一裕

オールマイティーな技術を備えた岩手医大歯学部臨床教授

佐藤一裕(さとうかずひろ)

医療法人翔陽会 北上インプラントデンタルオフィス

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コラム

インプラント治療における噛み合わせ調整の重要さ

インプラント治療

2016年10月12日 / 2018年4月25日更新

がんこな肩こりや頭痛に悩まされている方は多いと思います。ですが、これらの症状の原因が、噛み合わせの悪さが原因であることに気付かない方も多いようです。http://www.kitakami-implant.com/correction-merit/

例えば、偏頭痛、肩こり、腰痛、目の痛み、不眠症、顎関節症などさまざまな症状の原因になりうることもあります。「噛む」という動作は脳や体にとって大切な役割を担っているため、噛み合わせの悪さが全身に与える影響も大きいのです。

インプラント治療で作製した人工歯にも、健康な歯と同じように負荷がかかります。インプラントの噛み合わせが悪いと、周りの歯やあごなどに少なからずダメージを与えるため、口腔全体の歯並びのバランスにも悪い影響があるのです。http://www.kitakami-implant.com/implant/

今回は、噛み合わせの悪さが体に与える影響や、インプラント治療における噛み合わせ調整についてお伝えします。

噛み合わせが悪いことによる体への悪影響

■歯周病や虫歯のリスクが高まる
噛み合わせが悪くなると、咀嚼回数が低下し唾液の分泌が減少。細菌が繁殖しやすくなり歯周病や虫歯のリスクが高まります。また、一定の歯に負荷がかかることで、歯の寿命が短くなることもあります。

■胃や腸に負担がかかる
食べ物をよく噛むことができなくなり、胃や腸に負担をかけてしまうことがあります。

■歯磨きがしづらくなる
歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病の原因になります。

■歯の寿命が短くなる
噛み合わせが悪いと、一部の歯に負担がかかるため歯の寿命が短くなることがあります。

■自律神経失調症になる
原因はまだ明らかにされていませんが、ストレスが強くかかった状態で噛み合わせのバランスが崩れると自律神経失調症になることがあります。

■頭痛・肩こりが起きる
不自然な噛み合わせにより、あごの周りの筋肉が緊張すると、血行が悪くなり頭痛が生じることがあります。また、あごから肩にかけての筋肉が緊張し血行障害が起きると、肩こりや首の痛みの原因になることも。

■認知症のリスクが高まる
噛む動作で、頭部の筋肉や骨が動きます。それにより、脳が刺激され血行が促進されます。脳に刺激が伝わると、気持ちにハリが生まれ体力も高まり活動的な体を目指すことができます。
逆に、噛みあわせが悪くなり口腔機能が損なわれると、脳の働きが低下し認知症のリスクが高まることがわかっています。

■顔のたるみやあごの変形につながる
食べ物をしっかりと噛んで、上下のあごの骨や、咀嚼筋、表情筋などを動かし続けることで、筋肉が鍛えられ顔まわりが引き締まります。
逆に、噛み合わせの不具合により、あごの発達が損なわれると、あごの変形や顔のしわやたるみ、運動機能が低下することもあります。

■不眠症になる
噛み合わせが悪い方は、睡眠中に歯ぎしりや噛みしめをする場合も多く、眠りが浅くなることがあります。

■顎関節症になりやすい
噛み合わせが悪い方は、ちょっとした歯科治療などの影響も受けやすく、あごの関節への負担が大きくなるため、顎関節症になりやすいことがわかっています。

インプラント手術において噛み合わせに影響を与えやすい工程

天然の歯は、噛み合わせた時に少し動いて、かんだ力を分散させています。これは、天然の歯の周囲に存在する歯根膜の働きによるものです。歯根膜は、厚さ0.15~0.38mmの薄い膜で、歯根表面のセメント質と歯槽骨をつなぎ、ものを噛む力を受け止めて分散する役割を果たしています。

一方、人工歯であるインプラントの周辺には歯根膜がないため、ものをかんだ時の力があごの骨に直接伝わります。インプラントは、歯根膜ではなく上部構造(被せ物)で噛む力を受け止めます。そのため、インプラントのパーツに負担がかからないよう、上部構造の高さなどを注意深く調整する必要があります。

噛み合わせの不具合を避ける方法

■定期健診を受ける
インプラント治療で使用する「インプラント体」「アバットメント」「上部構造(被せ物)」は、各部品の取り外しを簡単にするためネジでつなぐタイプのものが多く使われています。
しかし、各部品のネジがゆるんだまま使い続けると、噛み合わせが変わりインプラントの部品に大きな力がかかることがあります。
定期健診を受けることで、このようなリスクを避けることができます。

また、あごの骨の中のインプラント体に衝撃が加わり続けないように、上部構造(被せ物)とインプラントをネジで連結しているのですが、インプラント治療後、上部構造(被せ物)が揺れることがあります。インプラントと土台のネジを締め、噛み合わせを調整することでこのような事態は解決できます。

■上部構造(被せ物)のタイプに注意する
セラミックタイプでスクリューの穴がある上部構造(被せ物)を使っている場合は、壊れやすいので硬いものはかまないようにしましょう。

■インプラント治療を受けた歯科医院で歯科治療を受ける
埋入したインプラントに合った噛み合わせ調整をするため、インプラント治療後の歯科治療は、インプラント治療を受けた歯科医院に依頼するようにしましょう。

*矯正治療*インプラント治療*審美歯科

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