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佐藤一裕

オールマイティーな技術を備えた岩手医大歯学部臨床教授

佐藤一裕(さとうかずひろ)

医療法人翔陽会 北上インプラントデンタルオフィス

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コラム

インプラント手術の流れ、痛みや食事について

インプラント治療

2016年9月25日 / 2018年4月25日更新

インプラントの歴史はとても古く、紀元3世紀頃には、人骨の上あごに埋まった鉄製のインプラントが発見されています。
また、紀元前600年頃のマヤ文明期でも、インプラント治療をしていたといわれています。

現在のチタン製インプラントは、1952年スウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士がウサギを用いた実験で、チタン製インプラントと骨が結合することを発見したことから始まりました。

1965年には、スクリュー形状のチタン製のインプラントによる人間への臨床研究を開始。その後、世界中で実験と改良が加えられ臨床成績がさらに向上しています。

このように長い歴史があり臨床成績も良いインプラントですが、いざ手術を受けるとなると不安を感じる方も多いと思います。

今回は、インプラント手術の流れや、手術後の痛みなどについてお伝えします。http://www.kitakami-implant.com/implant/

手術の流れ

インプラントの治療の大きな流れは、一般的に「①失った自分の歯の代わりに、あごの骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む手術」「②被せ物の作製と装着」「③メンテナンス」となります。

◆治療計画を立てる
担当医師が全身状態を問診し、口腔内の状態を診察します。口の中の型を取り、あごの骨の量と質を記録します。

レントゲンやCT撮影を用いて、お口の中の写真、かみ合わせなどを確認し、治療方針を決めていきます。その後、治療内容や治療中の注意点、治療後のケアについても詳しく説明します。

◆インプラント体を埋入する
インプラント体を埋入する方法として、歯肉を大きく切開するフラップ術式(切開手術)と、歯肉を切らないフラップレス術式(無切開手術)があります。当院では、歯肉の切開・剥離をせずに埋入するフラップレス術式を採用しています。

フラップレス術式は、手術後の腫れや痛みなど、患者さんの負担を大幅に軽減できる手術法です。手術時間を短縮でき、出血もほとんどありません。具体的には、局部麻酔をかけた後、歯茎に小さなパンチホールを開け、あごの骨にインプラント体を埋め込みます。

また、サージカルガイドという器具により、治療計画に沿った精密な手術を行います。手術後は、治癒期間(2~4ヶ月)をおきインプラントと骨が結合するのを待ちます。

◆アバットメント(支台)を装着する
インプラント部分の精密な型取りを行い、患者さんに適したアバットメントを装着します。

◆人工歯(被せ物)を装着する
患者さんに合わせた色と形の人工歯を作り、インプラント体に取り付けます。

◆メンテナンス
インプラントは人工の歯ですが、毎食後と就寝前には天然の歯と同じように、丁寧に歯磨きする必要があります。また、歯科医院で定期的にメンテナンスすることも重要です。

同意書について

虫歯や歯周病などで歯を失った場合のインプラント治療は、自由診療となります。そのため治療を始める時に、治療計画書、見積書、同意書などが発行されます。

治療計画書を発行してもらえれば、治療方法を検討する際に役立つでしょう。見積り書には、精密検査料や診断料、インプラントを埋め入れる手術費など、費用の内訳が詳細に記載されています。治療計画書と見積書を1枚の書類にまとめて発行する場合もあります。

どのようなタイミングでどのような痛み・腫れがでるか

インプラント手術では、局所麻酔をします。痛みがあれば麻酔を追加するので、ほとんど痛みがない状態でインプラント手術を受けることができます。

手術後に痛みが出てくるタイミングは、麻酔が切れてくる頃(手術終了1〜2時間後)です。痛み止めの薬などが処方されるので、1~2回程度、飲んでいただければ強い痛みを感じることはないと思います。

当院では、基本的にフラップレス(無切開手術)術式によるインプラント治療を行っているので、手術の痛みは抜歯と同程度です。インプラント手術前のシミュレーションなどにより、歯肉の切開・剥離・縫合をなくすことで、手術時の出血を減らし、腫れや痛みを軽減しています。

術後の食事、飲酒について

術後の食事、飲酒に関しても、注意点は抜歯とほぼ同じになります。

3日間は手術を行った部位の反対側でかむようにし、軟らかい食べ物を食べるようにしてください。

また、骨移植を行った場合は、2週間は硬い物を食べるのは避けるようにしてください。おすすめは、ヨーグルト、ゼリー類、豆腐など柔らかい食べ物か、そうめん、うどん、そば、おかゆなどかまなくても良い物です。また、するめ、ピーナッツ類、おせんべいなどの硬いものはさけるようにしましょう。

香辛料が入っている食べ物、大きく口を開かなければいけない食べ物もさけるようにしてください。

酒類により血液の循環が良くなると、出血、痛み、腫れの原因となります。
インプラント手術当日は、飲酒以外にも激しい運動など血液の循環が良くなることは避けた方が良いでしょう。服用している薬の作用にも影響し、傷の治りを遅らせることもあります。

*矯正治療*インプラント治療*審美歯科

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