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佐藤一裕

オールマイティーな技術を備えた岩手医大歯学部臨床教授

佐藤一裕(さとうかずひろ)

医療法人翔陽会 北上インプラントデンタルオフィス

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コラム

差し歯と歯茎の隙間が臭う…原因とケア方法

歯が抜けたとき

2016年9月5日 / 2018年4月25日更新

差し歯を使っているうちに、差し歯周辺から嫌な臭いがするようになったことはありませんか?

どんなに歯磨きをしても臭いが取れず、原因もわからない状態が続くと不安になりますね。臭いがするだけで痛みがない場合は、歯科医院の治療を受けずに、そのまま放置してしまう方も多いのではないでしょうか。

何の手も打たず差し歯の臭いを放置したままでいると、歯を残せなくなるケースもあります。この記事では、差し歯がなぜ臭うのかを知り、その対策法について確認しましょう。http://www.kitakami-implant.com/dental-este/

臭いの原因と放置した時のリスク、ケア方法とは?

【差し歯の隙間から虫歯になっている】
差し歯の臭いはさまざまな要因により発生します。最も多いのは、差し歯の隙間から虫歯になっていること。

差し歯はほとんどの場合、神経を取っているので虫歯になっても痛みがありません。痛みがないので放置していると、差し歯の中で細菌が増え発酵し、臭いがしてきます。臭い始める頃には症状が進行しているので、場合によっては抜歯しなければいけないこともあります。

また被せものが傷み、歯茎と差し歯の間に隙間ができると、虫歯などのトラブルが発生しやすくなります。このようなトラブルは、劣化しにくいセラミック製などの差し歯などを選ぶことである程度防げます。

【差し歯と歯茎の間に歯垢がたまっている】
差し歯と歯茎の間の段差に歯垢がたまり臭いがしてくることがあります。口の中には虫歯菌などの常在菌がいて、食べ物などに含まれる糖分を得て増殖し歯垢になります。

歯垢は細菌が集まったもので、量が増えるとその分臭いもひどくなってきます。歯垢は歯にくっつく性質があるので、水で口をすすいだだけでは取ることができません。日ごろからしっかり歯磨きをして、歯垢をこまめに取り除くようにしましょう。

特に、歯と歯の隙間はブラッシングしにくい場所なので、デンタルフロスを使ってしっかりと汚れを取り除きましょう。すぐに歯磨きができない時は、デンタルリンスで口をすすげば、しばらくの間臭いを抑えることができます。

丁寧に歯磨きをしているつもりでも、磨きにくい奥歯などは歯垢が残りやすいです。歯垢をそのまま放置しておくとやがて硬い歯石になり、歯ブラシで除去することができなくなります。歯石を放置しておくと歯周病になるので、定期的なメンテナンスが必要となります。1~6ヶ月に1度は歯科医院で検診し、歯石を取ってもらうようにしましょう。

【神経が腐ってしまっている】
差し歯治療では一般的に神経を取る場合が多いのですが、歯科医師の判断で神経を残すこともあります。その理由は、神経を残すことで、歯の耐久力を保持でき、歯の根が折れるなどといったトラブルが起こりにくくなるからです。

しかし残念なことに、時間の経過とともに、せっかく残しておいた神経が腐ってしまうこともあります。

歯の神経が死んだ状態になると、虫歯による痛みなどの知覚が完全に失われます。また、神経が死んだ後、細菌が歯の根の深い部分に進行し、顎の骨が溶け、骨の内部に膿がたまることもあります。

歯の神経が腐ったことで臭いが発生している場合の治療法は、差し歯を外し、歯の神経があった部分を消毒します。そして、外部からの進入路とならないように密閉後、再度差し歯を被せなおします。

【副鼻腔炎になっている】
虫歯になった差し歯を放置したり、重度の歯周病になると、副鼻腔炎を発症することがあります。

上顎の奥歯は副鼻腔に接しているので、神経が死んだ根の先から副鼻腔に細菌が侵入し、副鼻腔炎となるのです。主な症状は、頭痛や頬の痛み、悪臭のする鼻水が喉にたれてくるなどが挙げられます。副鼻腔炎を治療せずに放置すると、中耳炎や視覚障害などを引き起こすことがあります。

歯が原因の副鼻腔炎の場合は、歯科と耳鼻科で治療を行うことになります。CT撮影などで原因となっている歯を見つけ、抗生物質の服用、根の治療、上顎洞の洗浄などを実施します。

【差し歯の土台となっている歯が割れている】
差し歯の土台となっているのは、歯茎の中にある歯の根っこの部分です。その根っこが割れて、隙間から細菌が入り込むと臭うことがあります。

歯の根が割れると、歯茎の腫れや、噛むと痛みがある、差し歯が取れるなどの症状が表れます。根が割れても、自覚症状が長期間ないこともあります。

体の骨にヒビが入った場合は治癒しますが、歯の根が割れると治癒することはありません。そのため、歯の根が割れた時の治療法は残念ながら抜歯となります。歯を抜いた後は、人工の歯である、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどを入れることになります。

■入れ歯
保険適用。抜歯した場所に人工歯の付いた床を乗せて支え、両サイドの歯に金具をかけて安定させます。

■ブリッジ
保険適用。両サイドの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れます。

■インプラント
自費治療。抜歯した後に金属の人工歯根を埋入し、新しい歯を作ります。

*矯正治療*インプラント治療*審美歯科

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