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管野博久

足元からバランスケアをする靴合わせのプロ

管野博久(かんのひろひさ) / 靴販売店

有限会社 かんのシューズ

コラム

子どもの姿勢と靴 その①

2022年11月29日

テーマ:子どもの姿勢

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育


“近年、姿勢が悪い子どもが増加中”との記事を目にしました。その原因は不良姿勢でタブレットやゲームをしている子どもが増加しているからとのことでした。
しかし、本当にそれだけが原因なのでしょうか?今回はシューフィッターとして子どもの足を見ている私の視点で子どもの姿勢を考えてみます。



姿勢の悪い子どもは左右の足のサイズが違う


日々、シューフィッターとして子どもの足を計測していていますが、左右で足長が0.5㎝程度違う子どもは多くいます。その子が自然に立っている姿勢を真正面か真後ろから観察すると大半は左右どちらかの肩が下がっています。

何故、左右の足長が違うのか?左50%対右50%の均等荷重で立っているなら左右差は生まれませんが、心臓が左よりにあるように人間はそもそも左右対称ではないので左55%対右45%だったりします。これが過剰になり例えば左右どちらかに60%対40%以上のアンバランスが生じると荷重が大きい方の足はつぶれ足長は大きくなります。

つぶれた足は土踏まずが下がり脛は内側に内旋するトルクが発生し大腿をかいして骨盤の歪みが発生しやすくなります。歪みが発生するとそれを整えようと上体を捻って骨盤の高さを整えようとします。骨盤を捻じっていますので左右の脚長差が発生してその差を調整しようと土踏まずの高低でバランスとるようになります。

子どもの足の健康より


靴の片べりを確認しよう


左右で踵の傾きが違う

幼児の場合、先天的な要素も含めて何らかの理由で踵の骨が真直ぐ立たないとアンバランスになり不安定な歩行になります。4歳を過ぎると足の形態が大きく決まってくるのでそれまでに正しく発育するための運動や靴選びが重要となります。

踵が外向きの場合

また、踵が外傾きで左右差があると靴は内側に歪み靴底の片べりも左右差が発生します。このまま履いていたら体は歪む可能性が大きくなりますし、もしかすると歪みがあるから片べりしてしまうとも言える状態です。

良く兄弟姉妹間の靴のお下がりは良いのか?との問いがありますが、履いていない新品であれば良いのでが、靴の履き癖は体の歪みにつながる可能性があるので靴のお下がりは厳禁と言われています。

タブレットやゲームより運動が必要


タブレットやゲームを不良姿勢でやっていることが問題との指摘もありますが、タブレットやゲームを興じる子どもが必要な運動量を確保できていないことが姿勢の悪い子どもが増えている要因かも知れません。

子どもは運動をすることで踵の骨が大きくなり土踏まずも形成され体幹も鍛えられます。運動量が少なければ踵の骨は成長せず傾き不安定になり、足元がアンバランスになれば体は歪みやすくなります。

つまり今の子どもにとっては運動する時間や環境をタブレットやゲームが奪っていることが悪い姿勢を生む発育上の問題になっているのかも知れません。

つづき

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