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コラム
バレル研磨とは?
2021年2月24日
バレル研磨は、加工物を研磨石(メディア)と研磨媒剤(コンパウンド)とともに容器(バレル槽)の中に入れて研磨する方法で、一回の処理で多量の加工物のバリ取り、粗・中・仕上げ研磨ができるのが特徴です。
主な用途としては、(1)粗研磨として、切断後のバリ取り、プレス加工のカエリ取り、角部丸み付、熱処理後のスケール除去、塗装下地の表面粗しなどの重研磨があり、(2)仕上げ研磨では、艶出し研磨、微小研削による表面平滑化など、美観を目的とした精密研磨がある。(3)その他として、脱脂などの表面洗浄、防錆、着色を目的としたものもある。
バレル研磨用のメディアには品種が多く、目的により適切な粒度・形状・サイズなどを選択することが、研磨効率や品質、作業労力やコストダウンなどの為に重要です。
コンパウンドはメディアによる物理的仕上げ効果を化学的に促進させることで、処理時間の短縮や仕上げ効果を高める目的で用いられます。
コンパウンドの選定は、加工時間や仕上がり状態を決定づけるもので、目的に合った品種を選定することが重要です。
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