本当に、あの更年期鬱の日々が信じられないくらい今元気に仕事をしています。

田舎町で美容師をしています。更年期に入ってから今までの自分からは信じられない位やる気が出ず、からだも思考も働かず、仕事が出来なくなっていました。
どれだけ仕事を休んでいたのか、自分でもよく覚えていない位のある日、お客さんが自宅に尋ねて来て「具合が悪いらしいって聞いたけど、あんたが仕事しんかったら私らの頭はおばばのように真っ白のままで、街中がババばっかりになっちゃうやん。ちょっと、これでも飲み」と言って漢方薬を持って来て飲ませてくれました。

飲むと何となくホッとして、少し体が動くようになり、せっかく持って来てくれたんやからと、その方の白髪染めをしました。
髪のお手入れをさせていただいている間に、他にも男性の更年期うつだった方が近所に居て、その方もこの漢方で元気になって仕事をしていると言います。

私も元気になれるかもしれない。そう思った私は、すぐに電話して体調を聞いていただき、その漢方を送ってもらいました。ちょっと高い漢方でしたが、今まで仕事が出来ていなかったので、そんなことは言っていられません。

少し元気になってから，勧めてくれたお客さんや笠原さんに聞くと、なんでも25年くらい紅蔘(コウジン)を扱っていて、かつて薬用人参研究会があった頃には日本海側からただ一人毎月神戸の研究会に通い、毎年医師達との研究会にも参加していたそうです。沢山の文献も手元に持っていて、何か相談すると医師たちの研究の中にないか調べてくれていると言います。

更年期障害は、更年期に入って急激に女性ホルモン値が下がるものだから起きるそうですが、紅蔘(コウジン)は下がり方をゆるやかにするだけでなく、気持ちを補ってくれる最高の補気薬だと言います。
紅参は、私の下がり切った「気」を補ってくれていました。
どうりで、早くに元気になってやる気が出たわけです。

自分が元気になると、自然と同居している母親の方に目が行きます。
母親は、長年患っていた糖尿病が悪化して、床から起きられない状態でした。
もう、いつお迎えが来るか分からないような状態だったのです。
まさに親子で寝たり起きたりを繰り返していたわけで、その時が来たら今の自分に葬式を出してやれるのかと、そんな心配ばかりをしていました。

後悔が残ってもいけない。自分も元気になったのだからと、この母親にも飲ませてみました。
すると、見る間に元気になっていくのです。
今では、寝たきりに近かった母親が、畑仕事に行くようになっています。
まったく奇跡のようです。

紅参に巡り合ったことが転機でした。紹介してくれたお客さんも、毎月美容院に来て下さって、喜んでくれています。本当に、嬉しい毎日です。