きっかけは、ご著書を読んだことでした。
ある日立ち寄った書店で、引き寄せられるように手に取って読んだのがこの本でした。
今までにないコンセプトで、結構ボリュームがあるのに、一気に読み上げてしまいました。

読み上げた後、お名前からお店の名前と電話番号を調べ、連絡をしました。
すでに年金暮らしが始まっていたので、予算を相談し、体調と血液検査結果などの情報から必要なサプリと生活の中でできる改善方法を指導してもらい実践しました。

なにより嬉しかったのは、血糖値が上がるからと、何もかも食事を節制し過ぎていたのを、食事量を増やして体重を増やせたことでした。
痩せすぎなのは分かっていましたが、病院ではもっと食事を減らすように指導されていましたし、これ以上血糖値が上がるのが怖くて食べられませんでした。

ほんとうに食べていないのに、毎日1万歩以上歩いているのに、血糖値は下がらず、受診のたびに医師から注意を受ける日々が続いていたのです。

食べてもいいと言われたのは、初めてで嬉しかったです。
血糖を上げる原因になるものと、カロリー源をエネルギーに変えるもの（ビタミンやミネラル）は別に考えて、何もかも減らしてしまっては元気が出ないと言われましたが、まさにそうでした。

いったん痩せる生活になってしまってから、体重を増やすのは想像以上に大変です。
でも、少し体重を戻してからは、痩せすぎの時ほど生活の変化に血糖まで上下しにくくなっています。

今回嬉しかったのは、病院を受診して、ずっと下がり続けていたインスリン分泌量が上がったと医師から告げられたこと。それも以前の倍に増えています。
インスリンの原料まで私は減らしてしまっていたのだと、ようやく分かりました。

このまま、糖尿病の薬は飲まないまま体調を維持していきたいと思っています。
「栄養を取れば健康に戻る」と言うのは本当ですね。
老後に希望が持てるようになっています。