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コラム

手順丸暗記について②(全国学力テストを見て)

2021年10月13日

テーマ:全国学力テストから

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 数学 勉強法勉強法 おすすめ介護予防 プログラム


泉野塾 塾長です。

手順丸暗記の弊害について引き続き書きたいと思います。

かなり時間があいていますが忘れていたわけではありません。

学習に関しては私はしつこい性格ですので(笑)

下の問題が本年度実施された学力テストの小学6年生の問題です。

その下が全体の正答率と本問の正答率の都道府県別の散布図です。




全国で学力テストの成績トップの石川県の小学生が上の三角形の面積を求める問題では正答率が55%くらいの正答率です。

不思議ですね。
通常の教科書例題では底辺と高さの情報しかなく、斜辺の値が与えられていないということが原因のようです。

底辺×高さ÷2は知っていても、どれが底辺でどれが高さなのかまでは理解している生徒が半分ちょっとしかいない。


これが現状です。

生徒の学力テストをするのならば成人の学力テストをしたほうが良いと思います。

学校で学んだことが成人になってどれだけ身についているか調べる方が教育効果の測定として相応しいと思います。

英語を6年間も学んで使いこなせていないとよく言われますが、数学はどうでしょう?

数学を小中高合わせて12年間も学んで何が身についていますか?

形のない抽象的なものを形を持ったイメージとして捉える。 形のあるものを形のない抽象的なものへと概念を広げる。

これが思考力だと思っています。

そのためには物事をざっくり捉えることがどうしても必要なのです。 そしてざっくり捉えるためには根気強く細かい部分まで理解すること。

理解したらそこで使った細かい知識は貯め込まず,捨て去ることが不可欠だと思っています。


人間は自分という大枠を維持しつつ常に形を変えていくものでしょう?

問題集の解説は、答案の形をすでに作っています。

形あるものをその形のまま頭に入れてもなんにも変わりません。

今回の中間テストの答案を見ても概念理解は完全にできているのに正負の間違いなど些細なミスで0点の評価をしてる高校がいまだにあります。

白紙と同じ扱いです。もう理解不能です。

「思考過程」や「理解度」を正当に評価しないで一体何を評価するというのでしょうか?

各科目の面白さ美しさを伝えることが我々大人がすべきことであって、つまらないミスの上げ足取りをすることではないはずです。

この記事を書いたプロ

小坂信幸

大学受験のプロ

小坂信幸(泉野塾)

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