起業家が勝ち残るために全力支援（2/3）

あらゆる角度から創業者をサポート

伊藤さんは、創業に関する相談を受けた際、税務上のことはもちろん、融資のこと、社会保険のこと、業種によって必要な許認可のこと、さらにはどうやって顧客を獲得するか…といった内容に至るまで、あらゆる角度から相談に乗っています。

起業を志す人に対しては、「資金面で事前にしっかり準備することが大切」だと強調。その上で、ビジネスモデルの構築、リピートが見込まれる事業内容の検討がポイント。そういった準備がないと、余裕のないスタートになってしまうと説明します。

実際にアドバイスを受けたお客さまからは、「曖昧な話ではなく、具体的に何をすればいいのかが分かった」「一番辛い時期を乗り越えることができ、売り上げが向上した」という感謝の声が。「お客さまの努力あってのこと」だと伊藤さんは話しますが、創業して勝ち残っていくためのサポートが、大きな効果を発揮している様子が伺えました。

さらに、伊藤さんの言葉で印象的だったのは、「お金の残る会社にしましょう」という表現。相談者の中には、税金を安くしたいと考えるあまり、結果的には支出が増え、お金が手元に残っていないケースが多いのだとか。

「必要な税金はしっかり払って、しっかり利益を残し、財務内容を健全にする。トータルで考え、持続していける会社経営を目指す発想に切り換えた方がベスト」だと力説。伊藤さんの座右の銘は、「継続は力なり」ですが、長期的な視点に立って、将来的にお金を蓄えていく経営をしてほしいと持論を語ってくれました。

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