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南村浩介

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南村浩介(みなみむらこうすけ) / 一級建築士

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コラム

木造のアンカーボルト施工のタイミング

2020年2月12日

テーマ:住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅

木造住宅の構造として基礎と構造体をつなぐ重要な接合金物でアンカーボルトやホールダウン金物があります。
アンカーボルトは土台と基礎をつなぐため、ホールダウン金物は引張力に抵抗するためのもので耐震性能に大きく影響します。

この金物の施工するタイミングはいつでしょうか。
通常基礎の立ち上がりコンクリートを流し込む前にアンカーボルト等を型枠に支持してコンクリートを流し込みます。
しかし、以前はこのような方法ではなくコンクリートを流し込んだ直後のコンクリートが固まる前にアンカーボルトを埋め込んでいました。この方法を「田植え」と言っていました。

この方法には問題があり、後から埋め込むとアンカーボルト廻りにコンクリートの隙間ができてしまい、十分な引き抜き力が確保できない場合があります。
また、コンクリートは時間とともに固まっていくので後から足りなかったり、間違えていたときに取り返しがつかなくなります。

そのため、はじめに書いたように事前にアンカーボルト等をセットしてからコンクリートを流し込むようになりました。
そうすることでコンクリートの付着の確保とアンカーボルトの設置間違いを防ぐことができるようになります。

実はまだ「田植え」を行っている施工業者があります。
私が検査をするために、コンクリート打設前の検査で、アンカーボルトをセットした状態で検査をすると伝えると驚かれる場合があります。
それは田植えをするつもりだったため、アンカーボルトはセットしていないということです。
大抵その場合上記の問題を説明してコンクリート打設前にアンカーボルトをセットしてもらい検査を行います。

少なくなってきましたがこのような施工業者がいるのが現実です。
品質管理がされている施工業者かの指標にもなるでしょう。

契約した、契約しようと考えている施工会社に聞いてみるといいかもしれません。

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