「1枚の切符から海外旅行まで」をコンセプトにさまざまな旅やイベントの要望に迅速かつ誠実に対応（2/3）

顧客の立場になって考え、誠実な姿勢ともてなす心を大切に

　唐谷さんは、添乗員として団体旅行を率いることもあります。20人前後のグループから、多い時ではバス4台分で160人ほどの旅行をサポートした経験もあり、「100人前後のツアーであれば、私が一人で同行しています」と頼もしい表情で話します。

　大勢の人が集うツアーを先導する者として、どうすれば不便なく快適な旅を提供できるのか、どういった趣向を凝らせば旅を満喫してもらえのるかを常に考えている唐谷さん。

　顧客目線で旅づくりをしている姿勢が、唐谷さんへの信頼につながっているようで、こんな話をしてくれました。
「あるお客さまから、団体旅行の申し込みを受けました。その希望日程を聞いたところ、その期間、私にはすでに別の団体旅行の予定が入っていたんです」

　そこで別の添乗員の同行を提案したところ、「お客さまが『唐谷さんに同行してほしいから、別の日にする』と言ってくださいました」とのこと。なんと、唐谷さんの都合に合わせて旅行のスケジュールを変更してくれたそうです。

　また、他の旅行代理店でツアーのパンフレットを見た人がやってきて「同じツアーが唐谷さんのところでできないの？」と言ってきたことも。こういったエピソードから、多くの人が唐谷さんを頼りにしている様子がうかがえます。

　「旅行代理業は形のあるものを売っているわけではありません。お客さまに満足していただくためにも、当店ならではの心のこもったサービスを提供していきたいと思います」

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