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梅原郁夫プロのご紹介
一級建築士、そして住宅耐震診断士だから造ることのできる家(1/3)
天然の木は、家の手入れの時期を教えてくれる
“一生ものの家”といううたい文句を目にすることがありますが、それはどの位の年月か考えたことはありますか?そして現在、私たちの多くは30年ほどで建て替えが必要な家に住んでいるのではないでしょうか?
「私どもの建物に対する基本的な考えは、手を入れながら長持ちさせる、ということです」とは『梅原材木店』の3代目、梅原郁夫さんです。『梅原材木店』は地元で100年近く続く老舗。名前の通り、もとは材木屋を営んでいましたが、梅原さんのお父様の時代に建築業に乗り出し、今では、木材の仕入れから製材、設計、施工までを手がけています。
「長持ちさせるには、建物の骨組みや土台などの構造部分がしっかりと作られている必要があります。その意味で、私どもは構造部分に使用する材料、構造材は集成材ではなく無垢材を使い、軸組工法で行います」。無垢材は1本の原木から切り出した木材。集成材とは寸法の小さな木のブロックを接着剤で固めて作る人工の木材です。集成材は種類が多く、価格も手頃なものからあり、何より強度や耐水性を調整・計算がしやすいので、広く建築に使われています。
「集成材は強度などを統一規格にできる分、ダメになる時は一度に全部ダメになる傾向があります。それに集成材は、修繕(補修)方法が確立されていません。それでも、30年ほどで建て替えてしまう家には良かったかもしれませんが。対して、無垢材は全部強度が違うために、弱いところからダメになる。すると全部が一気にダメになる前に、ここを直してくださいと木が教えてくれるんですよ。そこを接ぎ木などの補修や補強をすることで長持ちさせられます」
つまり、規格化住宅が嫌った木の個性こそが、手入れの時期を教えてくれ、それを適切に対処することで、本当の一生ものの家になるのです。
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