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磯崎寛也

多彩なアートプロジェクトを展開するアートディレクター

磯崎寛也(いそざきひろや) / アートディレクター

ARTS ISOZAKI

コラム

菊地良博「VACCINE」

2021年5月12日

テーマ:展覧会情報

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

Room Aroused (version), 2019, ミクストメディア, サイズ可変 Photo by Koiwa Tsutomu
ARTS ISOZAKI では 2021 年 5 月 23 日(日)から 8 月 22 日(日)まで、菊地良博(きくちよしひろ)の 個展『VACCINE』(ワクチン)を開催いたします。
菊地良博は 1980 年 宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。現在は仙台を 拠点に活動し、動物と峻別される、人間のみに現れる特質(言語、社会システムにおける性など)の論理的 な否定的解体および再構築を、さらにはその行為者たる自身の論理性の否定を、ドローイング、コラージ ュ、ペインティング、印刷、彫刻、映像、インスタレーション、写真など、多様なメディアを用いておこな っています。
仙台を活動拠点とする菊地は、本展が開催される水戸との関係を、仙台藩と水戸藩の関係のアナロジーと して捉えています。仙台藩は、そもそも水戸徳川から警戒される蝦夷であり、広義での攘夷の対象であると 言います。そのように考えることにより、菊地の水戸における展覧会にはある種の自虐行為が成立すると同 時に、仙台のアーティストがあえて水戸で社会通念的なルールを逸脱する試みは、彼が街の免疫機能によっ て排除されることであり、ウィルスとワクチンのメタファーとなるのです。
『VACCINE』(ワクチン)と題された本展では、性産業をテーマとした彫刻、映像、絵画作品に加え、自 虐をテーマとしたコラージュ作品で構成される予定です。現在進行中のコロナ禍において、本展はコロナウ ィルスとそのワクチンの関係性だけではなく、社会における受容と排除、禁止と侵犯、外部と内部など、 様々な状況に対する批評性の高い展覧会となっています。
是非この機会に菊地良博の『VACCINE』をご高覧いただけましたら幸いです。

◆展覧会概要 展覧会名:『VACCINE』(ワクチン)
アーティスト :菊地良博(きくちよしひろ)
会期: 2021年5月23日(日)~8月22日(日)
会場: ARTS ISOZAKI
住所:茨城県水戸市三の丸 1-4-17
開場日:水曜日から日曜日および祝日
開場時間:13:00-18:00
入場料:無料

◆お問い合わせ
ARTS ISOZAKI 代表:磯崎寛也
住所:茨城県水戸市三の丸 1-4-17
Tel : 070-2800-9585
Email : hiroya_isozaki@icloud.com
URL : http://artsisozaki.main.jp/

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