悩み相談の答え方　話し方＆マナー講師永田之子

2021年12月4日公開 / 2023年1月26日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

■元アナウンサーの「話し方＆マナーの個人レッスン」西宮・神戸　
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こんにちは。永田之子です。

皆様は人から悩みを打ち明けられることが多いですか？もしそうであれば、きっと信頼が厚く、頼りがいのある方なのでしょうね。

先日教室にこの悩みをお持ちの50代の女性がいらっしゃいました。

■「人生相談を受けることが多いのですがアドバイスでの注意点を教えてください」

特に注意をしていただきたいのが精神的に落ち込んだネガティブで深刻な悩み。「会社を辞めたい」「失恋をした」などです。このような場合には決してポジティブな回答をしてはいけません。

■「弱音を吐いちゃダメ」「もっと前向きに考えて」「そんなこと大したことない」「頑張って！」などと言う言葉は相手にプレッシャーを与えます。

話しづらくなり相手は話すのをあきらめてしまうかもしれません。頑張れないからあなたのところに来ています。このようなときには「共感の言葉」を使いましょう。

■「しんどいね」「つらいね」「大丈夫？」

などという言葉を使うことで「相手の気持ちに寄り添った受け答え」ができます。悩み相談では無理やり回答を出す必要はありません。「相手の話をしっかりと聞くこと」であなたの役目は果たせます。

「相手の気持ちをわかってあげること」が一番大切です。聞いてもらえるだけで相手の気持ちは楽になり立ち直りも早くなることでしょう。

悩みを打ち明ける人の心の中にはそれを解く「回答」が既にあるものです。アドバイザーはその答えを導けるような聴き方をしていけばいいでしょう。

生徒様は今までネガティブな悩みに「ポジティブなアドバイス」をなさっていたそうです。励ますための思いやりが「明るく元気な言葉」を選びがちです。ただ「疲れた心」にはそれを受け止めてあげる「共感の心が」一番のエネルギーになります。

■体験レッスン
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(近況）
千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
千葉県公立学校教頭会　教頭先生への講話　 2022年

演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp