豊かなエントランスを考える

2013年5月28日公開 / 2014年8月1日更新

テーマ：家づくりの考え方

コラムカテゴリ：住宅・建物

最近完成した低層マンションのエントランスです。
オーナーの住居も入っており、以前は木造一戸建て住んでいたこともありできるだけ戸建の雰囲気も残しつつ、落ち着きのある趣のある玄関となりました。

もちろんエントランスなので、扉の奥にはエントランスと同じ床仕上げである玉砂利洗い出しの階段があり、各居室へ入居者を誘っていきます。壁は、高千穂シラスのスーパー白洲そとん壁Wを使用しており、深い味わいになっています。実はここ水道筋商店街に面していますが瞬間的に人通りの多い雑多な（いい意味で…）賑わいが、明日への活力となる家いたわりモードに変換されます。
これは設計上すごく考えた部分ですがうまく設えました。アーケードの下ということもあったり街中ということもあり植栽などの緑の力を使わずに演出するというのも特徴です。

決して広くない玄関ですが、このようにうまく我が家への扉へとと導入していくことも可能なことがわかります。

【家のはなしをしてみませんか？】

山本幸司
山本建築設計事務所
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