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コラム
環境徒然6 -減築という建築-
2013年2月22日 公開 / 2014年8月1日更新
「減築」という言葉があります。
“げんちく”と読みます。聞きなれない言葉だと思います。
もちろん、パソコンや携帯で変換してもすぐには出てきません。
簡単に言うと、“増築”の反対です。
いままでは、日本の人口の増加や経済の発展とともに土地が不足し、建物を増築し大きくすることが求められ、それらを解消していましたが、現在の、物質的な豊かさを追求するだけではなく、物はなくても豊かな生活があるのでは。という視点に重きを置いた時に、減築という言葉が生まれていました。
つまり、増築とは逆で、床面積を小さくして、コンパクトに効率よく生活する為の、また、価値を置いた方法です。
減築という考え方
メリットは具体的にいうと、
・耐震性能の向上
・空調効率の向上による省エネルギー化
・外部空間の増加による光、通風の居住環境向上
などがあります。
減築の一般的な例で挙げると、お子様の独立後による家族構成の変化により、たくさんの部屋が不要となった時に、部屋の数を減らしたり、2階建てを平屋建てにするという状況です。住み慣れた町を離れなくて済むというのも大きなメリットといえます。
さらに、家を買い替えて、別の土地、住まいに移るよりも住み慣れた家を“減築”を行ったほうが、一般的な建替えよりも約半分程度の予算で計画が可能です。
もし、住み替えいなどを考えてらっしゃる方は、選択肢のひとつに加えていただければと思います。ローコストで希望がかなえられるかもしれません。
興味がありましたら、山本建築設計事務所までお問い合わせください。
家のはなしをしてみませんか?
山本幸司
山本建築設計事務所
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