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コラム
環境徒然2
2012年7月7日 公開 / 2015年6月3日更新
こちらで出てきたパッシブデザインという言葉。
では、具体的にいうと何か?主なものを以下にあげると、
□ パッシブデザイン要素1
外皮断熱…断熱・気密性能を確保する。これにより暖房・冷房(つまり空調)の効率が上がり、省エネ、節電となる。
□ パッシブデザイン要素2
日射熱利用…パッシブソーラー。太陽の光(日射熱)を効率よく取り入れる工夫。さらに蓄熱(室内に蓄える)工夫をする。冬季の考え方。
□ パッシブデザイン要素3
日射遮蔽計画…こちらは夏季の考え方。とにかく太陽の光(日射熱)が建物に入る前に外で遮断する。例えば、夏の高い位置にある太陽を庇で遮る。外付けブラインド、オーニング、カーテン、葭簀、簾、グリーンカーテンetc
□ パッシブデザイン要素4
自然風利用…その土地に流れる風を使わない手はない。主に中間期(春、秋)に利用し、エアコンなどを使用する期間を短くすることが快適に暮らしながら可能になる。
□ パッシブデザイン要素5
昼光利用…太陽の光をうまく取り入れ昼間に照明を点灯しなくてもよいようにするための工夫。日射遮蔽とは相反するところがあるが、北側からの反射光などを利用することができる。
それぞれ、プラン作成の自由度、難易度、導入後の効果に差はあるが、設計時にうまく取り入れたり、意識した設計を行うと快適さは劇的に変わるはずです。
ぜひ、家のはなしをしましょう。
【家のはなしをしてみませんか?】
山本幸司
山本建築設計事務所
〒657-0836 神戸市灘区城内通4-2-22-2B
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