一緒やったら
先日訪問したAさん(82歳女性、要支援2、一人暮らし)。
私が訪ねるのは、ほぼ2年ぶりになる。
(担当の営業さんは訪問してます。念のため・・・)
前回訪問時、
足腰が少し弱っている状態で、ベッドからの立ち上がり用の手すりを
レンタルしてはった。
入浴用のシャワー椅子を日中の作業用にも使っていたのだけれど
高さが合っていなかったので、
作業台の高さと、立ち座り動作、体格などから、
高さを合わせて調節した・・・という記憶(記録も)があった。
ほぼ2年ぶりにもなるのに、出迎えて下さったAさんは、
「ああ、オカベさん・・・??」(ちょっとちがうけど)、
「椅子がね~ ホントに使いやすくなって、助かってるよ~」とおっしゃった。
びっくりした。
覚えていてくれたことに。
あのわずか、数センチの調節が、そんなに役に立ったんやということに。
うれしかった。
と、同時に、
そんな小さなことですら、
十分に回って対応できていないということが
とても情けなかった、悲しかった。
もちろん、自分が、なんだけども
そんな、椅子の高さ調節なんて、気づけば誰でもできることなのに。
ご利用者さん本人ではなくて、
お家に出入りしている、介護保険がらみの人なら誰でもという意味で・・・
覚えていてくれてたと、喜ぶだけでなく、
とてもずっしりと重い課題を受けとったのだと、自覚せねば。
できることは、いくらでも、ある。