コラム
本来の目的
2009年7月22日 公開 / 2010年10月27日更新
介護保険での住宅改修の依頼をうけました。
築25年ぐらいのお家です。
当時としてはハイカラに 浴室の扉が折れ戸になっていました。
介護保険の住宅改修の対象工事種別として、
①手すりの取り付け
②段差の解消
③滑り止め防止及び移動の円滑化などのための床または通路面の材料の変更
④引き戸等への扉の取替え
⑤洋式便器等への便器の取替え
⑥その他前項各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
となっています。
今回は、折れ戸から 折れ戸への変更。
あくまで 身体的な負担を軽減するためや、安全を確保するために行うのが
介護保険上の住宅改修なので、古いとか いたんだという理由では不可なのです。
「健康な人が開閉するには なんら支障はないが 疾患により
扉の開閉に力がかかり、負担が増し、再発の危険が高くなる。」
といった内容の「住宅改修事前確認申請」を役所に提出しました。
結果、介護保険対象工事として、OKもらいました。
(本来の目的=安全に在宅生活を維持する ということからすると
なんら問題はないですが、いかんせん「原則」という役所のしばりはあるのです。)
本来の目的に照らし合わせて スムーズに対応いただきました。
月内着工目指して 進めます。
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