コラム
評価は育成のための手段にすぎない
2020年3月24日
昨日は、「人材育成」をテーマで管理職研修を行いました。
私は人材育成にとって重要な視点のひとつが、
「承認」だと考えています。
心理的にも、
人間には承認欲求があることが分かっています(マズローの欲求5段階説)。
「他人から認められたい」
この承認欲求を満たす言葉がけや接し方を行うことで、
その人の承認欲求を満たすことができます。
承認されることで、
「自分はここにいていいんだ」
「上司がちゃんと見ていてくれている」等の自己肯定感や有能感が生まれてきます。
人材育成は、承認欲求を満たせるような仕組みが必要です。
その仕組みは、例えば、評価制度です。
そして、大事なポイントは、評価することを目的にしないこと。
あくまで育成が目的であって、評価は手段にすぎない、ということを忘れないでほしいです。
育成と評価は同時に行うことで育成の効果が上がります。
承認欲求を満たす仕組みがない、分からないという企業は、
簡単な評価制度を作成することをおすすめします。
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