コラム
定年の年齢は何歳にしないといけないのか
2019年11月30日
「定年って何歳にしないといけないのですか」
企業の労務相談で時々受ける質問です。
定年に関しては、ひとつだけルール(法律)があります。
それは、「定年制を設けるのであれば、60歳以上」にしなければなりません。
これだけです。
つまり、定年をそもそも設けなくてもかまいません。
設けるのであれば、60歳が最低年齢です。
厚労省の最近の調査では、定年制を廃止した企業は約4,300社で、
昨年よりも180社ほど増加しています。
定年自体を無しにしてしまう会社も年々増えてきています。
以上より、定年の年齢はせめて60歳以上にしなければ法律違反になりますが、
そもそも定年を設けるかどうかも含めて今後は検討していくことも
人事戦略上大切になってくるでしょう。
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