コラム
新入社員の意識調査から分かること
2019年6月13日
東京商工会議所が実施した新入社員アンケート結果が公表されました。
こちらの対象は、中堅中小企業の新入社員1100人とのことです。
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1017670
私が着目したのは、
「社会人生活を送る上で不安に感じること」への回答です。
(1位)仕事と私生活とのバランスがとれるか(51.4%)
(2位)上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか(50.0%)
(3位)仕事が自分にあっているか(48.0%)
ワークライフバランスへの意識が非常に高いことが分かりますし、
社内の人間関係への不安があることが分かります。
ちなみに、「今後も満足いく給料がもらうるかどうか」は、8位です。
同じ調査結果の中では、
入社した段階で4人にひとりがすでに転職や独立を考えていることが分かります。
このような新入社員の意識から、定着率を高めるためには、
単に給料を上げるのではなく、組織のコミュニケーションや
働きやすい職場環境を醸成していく等の施策が今後ますます必要になってくるでしょう。
関連するコラム
- 社長の労災保険 2013-09-20
- サービス残業対策④ 2013-08-28
- 働き方改革の好事例は非常に参考になります。 2019-10-28
- サービス残業対策③ 2013-08-27
- 雇用確保措置は整っていますか。 2013-10-31
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
三谷文夫プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
三谷文夫のソーシャルメディア