コラム
ストレスチェック制度が始まって一か月。中小企業の対応は?
2016年1月14日
昨年12月にストレスチェック制度が始まって、一か月が経ちました。
まだ一か月なので、ストレスチェックを実際に行った会社は少ないでしょう。
ただ、逆に言うと、すでにストレスチェックを行った会社は、
働きやすい職場作りに熱心な会社ともいえると思います。
ストレスチェックというと、大抵の社長さんは、
「うちの会社にはそんなもん必要ないわ」
「従業員のことは大体私が把握しているから大丈夫」
「そんなに社員おらんから関係ないやろ」
という反応が多いです。
たしかに、従業員50人未満の会社には、今のところストレスチェックの義務はありません。
努力義務です。
また、ストレスチェックを「義務だから仕方なく行う」というだけでは
会社にとっては何のメリットもないかもしれません。
しかし、ここ最近では、「健康経営」という言葉もあるくらい、
従業員のメンタルも含めた健康管理というのは、
会社の経営課題のひとつになってきています。
そんな状況を察知し、いち早くストレスチェックを行い、
その結果を働きやすい職場の環境作りに利用しようという会社は現にあります。
そのように考えると、従業員数の大小はあまり関係ないとも言えます。
中小企業であっても積極的に活用できます。
義務だからやる、という消極的な目的ではなく、
「働きやすい職場環境作りの一環として利用する」という積極的な目的をもって
ストレスチェックと導入されてはいかがでしょうか。
★経営者と従業員がともにハッピーな会社作りをサポートします★
三谷社会保険労務士事務所
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