遺言・相続と事業承継のプロ
染田直樹
Mybestpro Interview
遺言・相続と事業承継のプロ
染田直樹
#chapter1
「ちょっとした法律相談をいつでも気軽に相談できる窓口になりたいです」そう話すのは、穏やかな笑顔が印象的な染田直樹さん。染田さんは、JR住吉駅前に「染田司法書士事務所」を構え、兵庫県内を中心に多種多様な悩みに応えています。
「当事務所では、主な業務を3つのカテゴリーに分けてご説明しています。一つ目は登記(不動産、会社・法人)、二つ目は裁判事務(140万円以下の民事事件、裁判所提出書類の作成)、三つ目は財産管理(相続・遺産承継、後見、遺産整理、企業法務など)です」
その中でも染田さんが、特に力を注いでいるのは、相続・遺産承継に関する相談対応。「相続人や相続財産の調査をはじめ、遺産分割協議書の作成、遺産の分配、預貯金や株式などの名義変更・解約手続き、不動産売却などの面倒な手続きを代行します」
相続では、相続人同士で財産をめぐる争いが起こりがち。染田さんは、そうしたトラブルを避け、円満に相続できるように心を砕いています。「『相続・事業承継』と聞くと、『終点』をイメージする方が多いと思います。しかし、相続人・承継人にとっては、資産や事業を受け継いだ時点が『出発点』となるのではないでしょうか」。相談者が、最善の第一歩を踏み出せるように力を尽くしたいとほほ笑みます。
#chapter2
染田司法書士事務所は、取り扱い分野を特化していません。それは、相談者自身が気付いていない問題の本質や原因を探るためだと話す染田さん。「例えば、会社を解散させたいというご相談の背景には、遺産分割や事業承継の問題が潜んでいることもある。そうした問題・原因にいち早く気付き、広い視点で問題意識を持つには、さまざまな案件に携わり知識と経験を得る必要があるのです」
また、困難な案件を取り扱った経験が豊富なことも染田さんの強みです。「手間や処理時間がかかる、種類株式や会社分割に関わる複雑な登記。また、賃金返還・建物明渡しなどの訴訟、契約書作成、相続・事業承継プランの作成、遺言書作成支援などにも積極的に取り組んできました」
年間50単位以上の研修を履修し、知識の研鑽に努めているとのこと。「司法書士会だけではなく、各種団体が主催する研修やセミナーにも参加してさまざまな気付きを得ることで、幅広い案件への対応力を養えると考えています」
「貸したお金が返ってこない」「売買代金を払ってくれない」「賃借人が家賃を滞納している」など日常生活の中の法的トラブルにも対応。「司法書士は、140万円までの民事事件について代理権が認められています。気軽にご相談ください。必要に応じて弁護士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士など各分野のプロと連携しながら問題解決にあたります」
さらに、最近はコンサルティング業務にも力を注いでいると話す染田さん。「事業承継を考えているけど、どうしたらいい?」「種類株式の発行を考えているけど、よくわからない」などの相談に、目先の利益だけではなく、将来的なメリット・デメリットを踏まえて提案。悩みを抱えた地域の人々が、気軽に相談できる窓口になりたいと力を込めます。
#chapter3
大学卒業後、医療関係の商社・システム会社に約10年勤務した染田さん。司法書士試験に合格後、司法書士事務所勤めを経て独立。平成29年に、生まれ育った神戸市東灘区へと事務所を移転させました。
「司法書士の仕事は『オーダーメイド』の要素が強い。状況に応じて最善の解決方法を提案するため、相談者さまとの対話を何よりも大切にしています」
また、費用面の不安を取り除くため、詳細な費用の見積りを事前に提出し、合意してから業務に着手。費用を確定できない場合は理由を説明し、分割の支払いにも応じているそうです。
さらに、困り事を何でも気軽に話せる法律相談の場も提供し、「どうしたらいいのかわからない」と悩む相談者に解決への道筋を示しています。外出できない高齢者などのために出張相談も実施。「当事務所で相談していただくのが望ましいですが、事務所から公共交通機関で概ね30分以内の地域限定で出張相談も行っています」
「法律を通じて、地域の皆様の悩みや不安を解決へと導くお手伝いをしたい」と力強く話す染田さん。これからも相談者の良きパートナーとなるべく全力で業務に取り組んでくれるでしょう。
(取材年月:2018年9月)
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染田直樹プロ
司法書士
染田司法書士事務所
相続関連を中心に、登記、裁判事務、財産管理など幅広く取り扱っています。積極的な知識を習得と多数の実務を通じて得た経験により、困難案件でも粘り強く解決までサポートいたします。
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