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2015年1月1日から税制改正で相続税の対象者が増加

　相続または遺贈により財産を取得した場合、相続税というものがかかってきます。相続税には基礎控除がありますが、その相続税の基礎控除が2015年1月1日から引き下げられ、相続税の税率構造が変わり、最高税率も引き上げられます。

　これにより相続税の納税対象者と納税額が増加する見込みです。今までなら相続税を納める必要がなかった方が、納税対象者となるのです。相続税が発生し、すぐに税金が用意できる方は問題ありませんが、そうでない方が多いとのことです。

　「一般的に、相続財産で一番大きいものが土地になります。現金が用意できない場合、相続した不動産を売却して、相続税納めなければなりませんが、急な相続問題に直面し、あわてて処理することで、不利な条件で土地を売却せざるを得ない場合が多くなります」

　相続に対して何の準備も心構えもない方が、不利な状況に陥るケースを多く見てきたという神足さん。この問題を解決するために、今後取り組もうとしているプロジェクトがあります。

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【次ページ】相続が発生してからではなく事前に準備することが大事

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