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コラム
ほうれい線も消える?歯肉マッサージのやり方とその効果
2015年8月16日
歯磨きだけでなく、歯肉マッサージで歯の病気予防をしよう
歯の病気予防のために、正しい歯磨きを毎日行うだけでなく、歯肉マッサージも取り入れてみましょう。
マッサージと言うと、頭痛、肩こり、腰痛などを緩和するために「背中や足腰をもみほぐして血流を促す」といったイメージが頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
歯茎もマッサージを行うと口腔内の血液やリンパの循環が促進され、不純物を排出し代謝効果を上げることができて、虫歯や歯周病の予防効果を高めることができます。
歯茎と唇の付け根には、全身につながる経路があり、歯肉マッサージを行うことで、からだ全体のリラックス効果も得ることもできます。そして口元の筋肉も引き締まるので、たるみが改善されて口の周りに張りが戻り、顔全体が引き締まります。
歯の病気予防と美容効果が得られる歯肉マッサージをいくつかご紹介します。
歯肉マッサージの手順
歯肉のマッサージは、1日最大2回までを目安に行います。マッサージ前は歯磨きを済ませておきます。歯茎を傷つけないように爪は短く切り、手はきれいに洗っておきましょう。マッサージの前にはマッサージジェルを口内に塗布します。
歯肉のマッサージは、人差し指の第一関節の腹側を使って、押さえつけるのではなく、ゆっくりとなでるようにします。
右手は口内の左側、左手は口内の右側をマッサージするようにします。
歯肉マッサージで歯の病気予防と美容効果をゲットしましょう
マッサージ方法 ①
下側左奥→中央、下側右奥→中央、上側左奥→中央、上側右奥→中央の順番に、2~5回ずつマッサージします。
歯茎が終わったら、歯茎と唇の境目部分や歯茎と頬の境目部分も、それぞれ2~5回ずつマッサージします。
マッサージ方法 ②
片手で唇を持ち上げて、前歯の中心から糸切り歯へ向かって指を回転させながら軽くマッサージします。
次に糸切り歯から奥歯までを同様にマッサージします。
そして左右の人差し指と中指を口の中に入れ、親指は口の外側からほうれい線を押さえて、上唇の皮膚をはさんで伸ばします。
口の上側のストレッチが済んだら、両手はそのままの状態で外側の親指をあごに向かって回転させながらほうれい線を意識して皮膚を伸ばします。気持ちが良い程度の力加減で行います。最後に親指と人差し指で全ての歯の歯肉をはさむようにして圧迫します。
歯の病気予防には毎日の歯磨きを正しく行うことが大切ですが、それだけでなく歯肉マッサージを取り入れることで、小顔効果や肩こりや腰痛などの緩和も期待できます。
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