歯ブラシはいつが替え時?毛の状態が交換時期の目安
歯磨きはブラシの良し悪しではなく、「磨き方」で決まります
あなたは電動歯ブラシ派ですか? それとも普通の歯ブラシ派ですか?
歯ブラシには、色々な種類があり値段もさまざまです。普通の歯ブラシでも、磨く場所によってブラシの形が違うものや、馬や豚の毛を使い材質にこだわったものまで、種類はたくさんあります。最近では、乾電池式でブラシが自動的に動く電動歯ブラシも登場し、ブラシを手に持っているだけで歯磨きができるようにもなりました。
こんなに歯ブラシが色々販売されているにもかかわらず、虫歯になる人の数は減っていません。そう考えると、歯磨きの道具以外に虫歯になる原因は、歯の「磨き方」にあることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
電動歯ブラシと普通の歯ブラシどちらを選びますか
歯を正しく磨くための歯ブラシには、従来からの歯ブラシと最近利用者が増えている電動歯ブラシがあります。
普通の歯ブラシは、年齢や歯を磨く場所によって色々な種類があります。歯ブラシは、ドラッグストアで気軽に買えますし、離乳食期の赤ちゃんから高齢者向けのものまであるので、自分の年齢などに応じて何種類か用意しておくとよいでしょう。
特に歯と歯の間や、奥歯の後ろといった細かな部分を磨けるようなワンタフトブラシやデンタルフロスを普通の歯ブラシと合わせて常備しておきましょう。
ブラシの堅さは普通を選び、歯周病などがあればソフトを使います。ヘッドは、小さ目の方が磨き残しは少なくなります。ブラシの毛はナイロン製など、毛にコシがあり、毛足がまっすぐなものを選びましょう。
電動歯ブラシは、1000円程度のものから3万円ぐらいのものまで価格に幅があります。モーターの力でブラシを回転させ振動させる仕組みとなっています。振動回数の多いものほど歯垢除去効果が高くなり、歯がツルツルになります。正しい磨き方をすれば、歯磨きの時間短縮につながります。
正しい磨き方を歯医者さんで学ぼう
電動歯ブラシと普通の歯ブラシのどちらを使っていても、歯の磨き方が悪ければ虫歯になってしまいます。
歯磨きは、毎日続けているとその人の癖が出てくるものです。磨けていない部分に気がつかず放置してしまうことで虫歯になってしまいます。また茶渋やヤニなどといった色素沈着のケアについては、除去しにくい汚れもあるので、定期的に歯科医でクリーニングしてもらい、歯磨き指導をしてもらいましょう。
当院では、PMTC(歯磨きのプロが行う器具・機械を使った歯のクリーニング)を行っています。歯のクリーニングは、3~6カ月ごとに行うのが目安です。歯磨き指導も同時に受けて、虫歯予防に努めましょう。
当院では、みなさまに合った歯ブラシのご紹介もしていますので、気軽にお問い合わせください。