資産形成と保障を両立できる保険を活用して安心できる老後資金の準備をサポート（3/3）

20代に向けてスモールスタートで始められる資産形成事始めもアドバイス

　増川さんは穏やかな口調ではあるものの、力強く言い切ります。「生涯賃金は頭打ち、今の若い世代が老後の暮らしを年金だけに頼るのは本当に心もとない。だからこそ、資産形成は早めに始めるべき。財産を今作らないとどうする」と。

　働きだして間もない20代にとって遠い将来に向けてお金を積み立てていくのはハードルが高いといえるでしょう。例えば、ショッピングや友人と遊びにいくといった、楽しみのための費用をむやみやたらと削っても働くモチベーションがあがらないのは当然。

　増川さんは明日への活力の源となる交際や遊興費を削らずとも通信費や外食などを整理すれば1〜2万円程度の余裕が出てくるはずだと言います。でも、暮らしに必要な費用という固定概念があると自分自身による見直しは非常に難しい。そこに増川さんらプロから見た客観的なアドバイスが効果を上げる余地があるそうです。

　「私はライフプランは作らない」とも断言する増川さん。その理由はと問うと「家族や人生のカタチがこれだけ多様化し、働き方も時代につれ変わっていく現代では従来のライフプランというのは意味がない。折りに触れ、相談にのって資産形成プランを見直していく必要があるから」との答えが返ってきました。

　変化の激しい現代に個々のライフスタイルに丁寧に向き合い、ジャストフィットなアドバイスとプランニングを提供する真摯な姿勢に大きな共感を得た取材でした。

（取材年月：2018年10月）

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