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岸井謙児

カウンセリング歴35年、経験と信頼のカウンセリングのプロ

岸井謙児(きしいけんじ) / 臨床心理士

カウンセリング・オフィス岸井

コラム一覧:こころの問題

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現代の問題としての「ひきこもりの理解と対応」

2019-01-03

みなさんは「8050問題」というのを聞いたことはありますか?もしかして「今年が2019年だから、6000年後の将来の問題か!?」と思われる方もいらっしゃるかも(^^♪そうではありません。「80」「50」というのは「...

電話・スカイプによる面接もお受けしています。

2018-12-20

今日は当オフィスの電話・スカイプによる面接についてお話します。当オフィスでは対面の面接だけでなく電話・スカイプによる面接もお受けしています。それは当オフィスへの問い合わせの中で、「直接お話しした...

人は「物語」によって初日の出に「神」を見出す

2017-01-01

みなさん、明けましておめでとうございます。昨年中は私のたわいもない話にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。今年もできる限り、このコラムを書き続けていきたいと思っています。ただ、なかな...

ディスレキシア(難読症)の少年がマジシャンに!コミック「ファンタジウム」

ディスレキシア(難読症)の少年がマジシャンに!コミック「ファンタジウム」

2016-11-26

最近知って、今読んでいるコミックがこれマジシャンとして天性の才能を持ちながら、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良(ながみ・りょう)を巡るストーリーですが、実は良少年には一つ...

こころの問題<23> 適切な「仮面」をつけられないのもやっぱり困る

こころの問題<23> 適切な「仮面」をつけられないのもやっぱり困る

2015-12-28

さて今回は適切な「仮面」をつけられない場合。要するに「社会の中での自分」を上手く操れずに、「素顔の自分」でしかいられない人のことです。これまでも説明してきたように「素顔」と「仮面」は、卵の中の「...

こころの問題<22> 「素顔」と仮面の間が開きすぎると「影」が忍び込みやすい

こころの問題<22> 「素顔」と仮面の間が開きすぎると「影」が忍び込みやすい

2015-12-24

前回は「本当の自分」と「社会の中での自分」の関係を「卵の黄身と殻の関係」や「ホンネとタテマエの関係」や「素顔と仮面の関係」に例えてお話ししました。特に最初に取り上げたのは「素顔と仮面がピッタリ張り...

こころの問題<21> 「素顔」に「仮面」が張り付くと「息苦しくなる」

こころの問題<21> 「素顔」に「仮面」が張り付くと「息苦しくなる」

2015-12-19

さて前回は心の中における「本当の自分」と社会の中における「社会の中での自分」とのギャップを、卵のたとえ話で説明しました。生卵は、外からの衝撃を防ぐ殻によって守られることで中の黄身が成長できるわけで...

こころの問題<20> 「本当の自分」と「社会の中での自分」のギャップについて -1-

こころの問題<20> 「本当の自分」と「社会の中での自分」のギャップについて -1-

2015-12-14

さて前回は「2つのアイデンティティ」ということで、自分というまとまりとしての「自己同一性」、社会の中での自分の立場としての「社会的自我同一性」について述べました。この二つの感覚はひとことで言えば「...

こころの問題<19>  2種類のアイデンティティとは?

こころの問題<19>  2種類のアイデンティティとは?

2015-12-09

さて前回は思春期から青年期に向かって、社会の中で自分はどんな役割を果たすべきか、という「社会的アイデンティティ」について述べました。これは社会の一員として自分の居場所や立場を確保するためにはどうし...

こころの問題<18> 「アイデンティティ」

こころの問題<18> 「アイデンティティ」

2015-11-30

さて、前回までの話の中で、「私たち仲良しグループ、仲間よね」的なチャムシップという絆から、次第に一人一人の違い、個性によってチャムシップよりももう少し深い関係性:ピア・シップへと人間関係のあり方が...

こころの問題<17>「チャム」から「ピア」へ

こころの問題<17>「チャム」から「ピア」へ

2015-11-22

さて前回は、、アメリカのサリヴァンという精神科医は「チャムシップ」と呼んだ思春期に入った子どもたちの同年代での関わりを取り上げました。簡単に言えば「私たち」感覚とでも言うか、「私たちは仲良し仲間」...

こころの問題<16>私たちは仲間よね、同じよね? 「チャムシップ」

こころの問題<16>私たちは仲間よね、同じよね? 「チャムシップ」

2015-11-12

さて、前回は思春期の子どもたちが自立を目指すこころの背景には孤独がある、ということを説明しました。そしてその孤独を同年代の仲間との触れ合いの中で、お互いに慰め合い、励まし合っているのだとも。こ...

こころの問題<15> 自立の裏には必ず孤独がある

こころの問題<15> 自立の裏には必ず孤独がある

2015-11-06

さて前回までは、少し回り道ながら、親の側から見る父性・母性の引力について説明してきました。思春期を迎えた子どもたちの自立していく様子を、地球を飛び立つロケットを例にしてお話するならば、ロケット...

こころの問題<14> 「母性と父性」

こころの問題<14> 「母性と父性」

2015-10-26

さて、これまで「父なる天」「母なる大地」と言うような抽象的で、象徴的な表現を使ってきましたが、これは一般的な言葉に直せば「父性」「母性」ということになるでしょう。「父性」は現実の社会を高みから俯瞰...

心の問題<14> 「父なる天・母なる大地」の否定的な側面とは

心の問題<14> 「父なる天・母なる大地」の否定的な側面とは

2015-10-23

「父なる天」「母なる大地」この二つの軸によって、人間は自分の世界を開き作り上げることができます。混沌の幼児期を抜け、天に光輝く太陽によって無意識の暗闇に清明なる意識がもたらされます。更に、その...

この専門家が書いたJIJICO記事

反抗期の娘に「嫌がらせ弁当」親子問題解決のヒントが見える

反抗期の娘に「嫌がらせ弁当」親子問題解決のヒントが見える

2015-02-26

反抗期の娘に母が作った「嫌がらせ弁当」が話題に。母と娘との無言の駆け引きで、親子問題解決のヒントがあると専門家。「依存」の伴わない「自立」は「孤立」でしかない。親はさりげなく関わり、忍耐強く待つこと。

子どもにスマホ、何歳からが妥当?

子どもにスマホ、何歳からが妥当?

2015-02-06

NTTドコモ「みんなの声」によると、「小学校入学前からスマホを与える」という意見も。「きずな依存」の状況は成長課題である自立を妨げるため、スマホ利用は「個」を意識できる高校生年齢からが適切と専門家。

問われる教師の倫理観、生徒との「LINE禁止」は必要か?

問われる教師の倫理観、生徒との「LINE禁止」は必要か?

2015-01-26

教師よるLINEを通じた「わいせつ事件」が問題に。教師と生徒間のLINEの使用を禁じる処置が発表する自治体も。問題の本質は、教師の倫理的な感覚にあると指摘。しかしLINE禁止はやむを得ない対応とも。

「18の約束」に学ぶLINEいじめから我が子を救う対処法

「18の約束」に学ぶLINEいじめから我が子を救う対処法

2015-01-07

アメリカのある母親が、13歳の息子へ「18の約束」という「手作りの使用契約書」を入れてスマホを贈ったことが話題に。日本でも「LINEいじめ」が問題となっているが、「18の約束」をもとに対処法を解説。

体罰の処分厳格化、教員が委縮する懸念

体罰の処分厳格化、教員が委縮する懸念

2014-12-18

大阪市教育委員会が、体罰や暴力行為をした教師の処分規定を全面改定すると発表。しかし、「生徒側の非違行為」の判断を巡って混乱が生じる可能性も。現場の教員が委縮したり意欲の低下につながらないか心配は残る。

現代社会に男女別学の意義はある?

現代社会に男女別学の意義はある?

2014-11-28

女子大に入学願書を受理されなかったとして20代の男性が訴えを起こした。過去に男女別学が果たした役割は社会の変化に伴い終えつつあると専門家。構造としての男女平等が進む中、それぞれの在り方の模索が始まる。

子どもが嘘を…どう対応すべき?

子どもが嘘を…どう対応すべき?

2014-11-15

小学6年の女児が「男からすれ違いざまにトレーナーを切られた」と学校に報告した事件は、女児の狂言だったことが判明。同じ「嘘」でも、さまざまな種類があり、「切ない」嘘は背景を考えることが大切と専門家。

「先生1.8万人減らせる」本当か?教育現場の現実

「先生1.8万人減らせる」本当か?教育現場の現実

2014-10-28

財務省から「先生1.8万人減らせる」という驚くような試算が示された。しかし「いじめ」は緊急事態と言ってよく、時代の変化に応じた「質」と「数」の充実が求められるとスクールカウンセラーが現場の声を代弁。

神戸市教委、体罰教員名を公開 懸念点は?

神戸市教委、体罰教員名を公開 懸念点は?

2014-10-17

神戸市教育委員会は、情報公開請求があれば、学級担任が加害者の場合などを除き、体罰をした教職員名を公開することを決めた。改善のために必要だが、単に教師個人に対する責任追及に終わると生徒に悪影響も。

神戸女児遺棄事件で地域に衝撃、子どもの心を守るには

神戸女児遺棄事件で地域に衝撃、子どもの心を守るには

2014-09-29

神戸で起きた女児殺害遺棄事件は、地域の子どもたちの心に大きな衝撃を与えている。中には、PTSDが出ているとの報道も。子どもたちの心を守るために必要な対応をスクールカウンセラーが伝える。

教師への暴力、警察介入の他に対策はないのか?

教師への暴力、警察介入の他に対策はないのか?

2014-08-28

対教師暴力の件数が、ここ数年で増大。文科省は、場合によっては「警察の協力を得て対応すること」と通達しているが、安易な警察による介入は教育現場にはふさわしくないという議論も。対策について専門家の見解は?

体罰逆手に挑発する生徒続出、どう対応すべき?

体罰逆手に挑発する生徒続出、どう対応すべき?

2014-07-08

大阪市立学校の約4割の教諭が「やれるものならやってみろ、体罰で訴える」というような挑発を生徒から受けていることがわかった。背景には、子どもたちの痛烈なメッセージも?臨床心理士が見解を述べる。

大阪市、問題児を「特別教室」に 期待と懸念

大阪市、問題児を「特別教室」に 期待と懸念

2014-06-20

「激しい暴力」「凶器の所持」「恐喝行為」など問題行動を繰り返す児童生徒に対し、大阪市は在籍校とは別の「個別指導教室」で指導していく方針。同取り組みの期待と懸念について臨床心理士が見解を述べる。

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