宮村和秀のお客様の声一覧
RY様
時期:2025年04月回数:はじめて
私は普段、家庭用の電動包丁研ぎ器を使って、自分で包丁を研いでいます。使い方も簡単で、忙しい毎日の中でも手軽に研げるため、それなりに満足していたのですが、今回思いがけず「本物の研ぎ」を体験する機会に恵まれました。ある日、出張で包丁研ぎに来られていた宮村さんという職人の方が、我が家に立ち寄られたのです。玄関先で「奥さん、包丁研ぎいかがですか?機械は使わないで、すべて手で研ぎますよ」と声をかけられました。その一言に私は少し驚きました。というのも、これまで包丁を研いでもらうといえば、多くの業者さんが機械を使って研ぐのが一般的だったからです。「手で研ぐんですか?」と思わず聞き返した私に、宮村さんは「ええ、全部手研ぎです」とにっこり笑って答えられました。その姿がとても誠実そうで、「それなら一度お願いしてみようか」と、半ば興味本位もあり包丁を渡しました。しばらくすると、玄関先から「はーい、研ぎ上がりました。何か切ってみてください」と声がかかりました。私は台所に戻ってさっそく研ぎ上がった包丁を手に取り、冷蔵庫から南瓜を取り出しました。南瓜はご存じの通り、硬くてなかなか切りにくい食材です。普段なら、力を入れて押し切るようにして切るのですが、その包丁をスッと当てた瞬間、思わず「えっ!?」と声が出てしまいました。なんと、包丁がまるで柔らかい豆腐を切るかのように、南瓜の表面に吸い込まれるように入っていったのです。「スパッ」という、なんとも気持ちのいい感触。私は驚きと感動が入り混じった気持ちで包丁を手に玄関まで駆け戻り、「南瓜、こんなに切れます!」と伝えました。宮村さんは、「ああ、よかったです」と、穏やかに笑っておられましたが、私は内心本当にびっくりしていました。正直、ここまで切れ味に違いがあるとは思っていなかったのです。普段、自分で電動の研ぎ器を使って研いでいた時も、それなりに切れるようにはなっていました。でも、今回のような感動的な切れ味とはまったくの別物です。なんというか、刃が食材にスッと入り、余計な力を入れずとも自然と切れていく。これは手研ぎで丁寧に刃を整えたからこそ生まれる切れ味なのだと初めて知りました。宮村さんの手研ぎはただ研ぐという行為にとどまらず、包丁そのものの状態を見極め、一本一本に合わせて最適な角度や力加減で刃を付けるという、まさに「職人技」そのものでした。長年使い込んできた我が家の包丁が綺麗になって、その切れ味が復活する体験をして、プロの技というのはこういうものなのだと改めて感銘を受けました。これからは、定期的に宮村さんに包丁の研ぎをお願いしようと思います。そして、私のように「電動研ぎ器で十分」と思っている方にも、ぜひ一度、本物の手研ぎの技を体験していただきたいと心から思います。あの切れ味と感動は、きっと忘れられないものになるはずです。
サービス内容:手研ぎによる包丁研ぎ直し
2025年4月9日投稿
参考になった・1
※お客様の声は、宮村和秀プロがお客様から頂いたご意見・ご感想を掲載しています。
RY様
女性/60代以上/主婦時期:2025年04月回数:はじめて
電動包丁研ぎ器とは格段に違う宮村さんの手研ぎの技に、感動しました!
私は普段、家庭用の電動包丁研ぎ器を使って、自分で包丁を研いでいます。使い方も簡単で、忙しい毎日の中でも手軽に研げるため、それなりに満足していたのですが、今回思いがけず「本物の研ぎ」を体験する機会に恵まれました。
ある日、出張で包丁研ぎに来られていた宮村さんという職人の方が、我が家に立ち寄られたのです。玄関先で「奥さん、包丁研ぎいかがですか?機械は使わないで、すべて手で研ぎますよ」と声をかけられました。その一言に私は少し驚きました。というのも、これまで包丁を研いでもらうといえば、多くの業者さんが機械を使って研ぐのが一般的だったからです。
「手で研ぐんですか?」と思わず聞き返した私に、宮村さんは「ええ、全部手研ぎです」とにっこり笑って答えられました。その姿がとても誠実そうで、「それなら一度お願いしてみようか」と、半ば興味本位もあり包丁を渡しました。
しばらくすると、玄関先から「はーい、研ぎ上がりました。何か切ってみてください」と声がかかりました。私は台所に戻ってさっそく研ぎ上がった包丁を手に取り、冷蔵庫から南瓜を取り出しました。南瓜はご存じの通り、硬くてなかなか切りにくい食材です。普段なら、力を入れて押し切るようにして切るのですが、その包丁をスッと当てた瞬間、思わず「えっ!?」と声が出てしまいました。なんと、包丁がまるで柔らかい豆腐を切るかのように、南瓜の表面に吸い込まれるように入っていったのです。
「スパッ」という、なんとも気持ちのいい感触。私は驚きと感動が入り混じった気持ちで包丁を手に玄関まで駆け戻り、「南瓜、こんなに切れます!」と伝えました。宮村さんは、「ああ、よかったです」と、穏やかに笑っておられましたが、私は内心本当にびっくりしていました。正直、ここまで切れ味に違いがあるとは思っていなかったのです。
普段、自分で電動の研ぎ器を使って研いでいた時も、それなりに切れるようにはなっていました。でも、今回のような感動的な切れ味とはまったくの別物です。なんというか、刃が食材にスッと入り、余計な力を入れずとも自然と切れていく。これは手研ぎで丁寧に刃を整えたからこそ生まれる切れ味なのだと初めて知りました。
宮村さんの手研ぎはただ研ぐという行為にとどまらず、包丁そのものの状態を見極め、一本一本に合わせて最適な角度や力加減で刃を付けるという、まさに「職人技」そのものでした。長年使い込んできた我が家の包丁が綺麗になって、その切れ味が復活する体験をして、プロの技というのはこういうものなのだと改めて感銘を受けました。
これからは、定期的に宮村さんに包丁の研ぎをお願いしようと思います。そして、私のように「電動研ぎ器で十分」と思っている方にも、ぜひ一度、本物の手研ぎの技を体験していただきたいと心から思います。あの切れ味と感動は、きっと忘れられないものになるはずです。
サービス内容:手研ぎによる包丁研ぎ直し
2025年4月9日投稿
参考になった・1