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妊婦さんは歯周病に注意!!

2019年11月15日 公開 / 2019年11月16日更新

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 歯周病 治療歯周病 予防

妊婦になったら、妊婦健診として歯科医院への受診が必要です。
なぜ必要かご存知でしょうか?

むし歯や歯周病があると、赤ちゃんのお口にもむし歯菌などが移ってしまうため綺麗にしておくことが大切だということはよく知られているかと思います。
またお母さんだけでなく、家族みんなのお口の中を綺麗にしておくこともとても大切です。

さらに母親に歯周病があると早産のリスクが高くなるということも検診が必要な理由の一つです。


赤ちゃん


早産の原因はお母さんの歯周病!?



1年間に生まれる赤ちゃんのうち早産児の割合は約5%です。要因は母親の年齢や人種、アルコールの摂取などさまざまですが、一番大きなリスクはなんと『歯周病』なのです


原因その1 
◉炎症性物質が分娩を促す

歯周病にかかった歯周組織には、炎症を促す物質(サイトカイン、ケモカインなど)が多く存在します。これらの物質には、赤ちゃんが出てくる頸管を開きやすくしたり子宮収縮を引き起こしたり、分娩を促したりする作用も!その影響で歯周病にかかっている妊婦は早産になりやすいと考えられます。実際に早産妊婦の血清を調べたところ、同じ妊娠週数の妊婦と比べて炎症性物質の量が多いことがわかっています。



原因その2
◉歯周病菌が産科器官に感染

また、口腔内細菌そのものが血中に入り、産科器官に感染するという報告もあります。2004年、動物を歯周病菌に感染させ、胎児に影響が出るか調べる研究が行われました。結果、胎盤や胎児に細菌の感染が認められ、さらに胎児の体重減少や死産が起こることが判明しました。


歯周病は痛みがなく進行する病気として有名です。
歯周病は最も多くの人が感染している感染症としてギネスに登録されているほど。

当院では妊婦健診も行なっておりますので、お気軽にご連絡くださいね。


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この記事を書いたプロ

松村幸利

入れ歯と予防のプロ

松村幸利(松村歯科医院)

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